エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 我先にと向かう人々は女性の姿が目立った。

「ちょ、ちょっと待って、あの人!?」

 美桜が悲鳴に似た声を上げて篠を示す。

 その頃にはもう、女性陣に囲まれた篠はほとんど見えなくなっていた。

「う、うん」

 美桜に肩を掴まれて揺さぶられ、がくがくしながら首を縦に振る。

「あんなかっこいい旦那なんて聞いてない!」

「ご、ごめん……?」

「あー、もう今度実結の奢りでご飯ね。決まり」

「えっ、な、なんで」

 真紀が言うと、残りのふたりが大きくうなずいた。

「旦那さんがかっこいいからに決まってるでしょ!」

「なにからなにまで詳しく聞かせてもらうからね!」

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