エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 公衆の面前で抱きしめられているのも忘れ、篠に伝えたいことを伝える。

「すごくかっこよかった」

「実結に言われるのが一番うれしい」

 篠の手が私の頭に滑ると、横からほかの自衛官が口を挟んだ。

「篠、お前な。いつからそんなキャラになったんだ?」

 快活な印象を与える爽やかな笑顔の男性だった。

 さらに横からもうひとり近づいて、私から篠を引きはがす。

「独身のことも考えろ、バカ。羨ましすぎて泣くぞ」

 これまた容姿の整った自衛官である。

 篠と彼らふたりが並ぶと、自衛官というよりは俳優かモデルの集まりのようだ。

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