エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 代わりに三宅さんが篠の腕をどけ、にやりと笑った。

「嫉妬してるんですよ。俺がイケメンパイロットだから」

「調子に乗るな」

 三宅さんは顔をしかめた篠を見てくくっと喉を鳴らしながら笑った。

「意外と独占欲が強かったんだな。学生時代からの仲間にも紹介してくれないなんて」

「日頃の行いを振り返ってから言え」

「こんなかわいい奥さんを独り占めするのはどうかと思うぞ」

 かわいいと言われて驚いた私の横で、篠が猫のように毛を逆立てる。

 それをまた三宅さんが楽しそうに笑って、篠の肩を叩いた。

「続きはまた後で聞かせてくれよ。そろそろ撤収だ」

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