エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 それだけきっと気を緩めているのだろう。普段は張り詰めた生活をしているだろうから、ここにいる間だけはのんびりしてほしい。

「だからなにをしてもいい。俺は露天風呂で混浴してみたいかな」

「そこのお風呂?」

「ああ。寒いのが嫌なら室内でもいい」

「混浴は絶対?」

 気恥ずかしくなりながら尋ねると、篠は当然だというように深くうなずいた。

「一緒にお風呂なんて入ったことないのに……」

「昔は結真と三人で風呂場に突っ込まれただろう。庭で泥遊びをしていた実結を止めようとしたら、泥団子をぶつけられたんだ。あれは忘れられないな」

 そんな記憶はあるようなないような。

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