エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 しれっと言った篠が私の腰を意味ありげになぞった。

 そのまま引き寄せられたかと思うと、窓に背中を押しつけられて軽く身体を持ち上げられる。

「腕、背中に回してくれ」

「……う、ん」

 ぎゅっと篠にしがみつき、彼の望みを叶えようと脚も腰に絡める。

 篠の腕に力が入り、ぐっと身体を持ち上げられた。

「風呂どころじゃなくなったな」

 私を持ち上げていても、まったくそんなふうに見えない。重さを感じていないかのようだ。

「……篠のせいだからね」

「俺は実結のせいだと思う」

 納得いかない──と反論しようとしたとき、篠が腰を進めてくる。

「ぅ、あ」

< 306 / 376 >

この作品をシェア

pagetop