エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 また私のベッドに登ろうとしたのを見て、今度はゆうやくんのお父さんが引き留める。

「ゆうやを救出してくださったのは仁藤さんの旦那さんだとか。ご主人にもありがとうとお伝えいただけますか?」

「はい、もちろんです」

 肝心の篠には救助されたとき以来会えていない。

 近年まれに見るほどの大災害により、まだ助けを求めている人が大勢いるからだ。

 外は嘘のように晴れているけれど、予断を許さない状況なのだろう。

「おにいちゃんにこれあげて」

 ゆうやくんがポケットに手を突っ込んで、私になにかを握らせてくる。

 それは手紙だった。

「おねえちゃんもみて!」

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