エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
「ありがとう。なんのお手紙だろう? うれしいな」

 ちょっとくしゃくしゃになっている手紙を開くと、『おにいちゃん、おねえちゃん、ありがとう』という文字と真っ赤な車の絵が描いてあった。

「これは……消防車かな?」

「そう!」

 どうして消防車……?

 そんな疑問が顔に出たのか、ゆうやくんのお母さんが説明してくれる。

「自衛隊の方だと伝えたんですが、どうも救助隊と勘違いしているようで……」

「あ、そうだったんですね」

「ぼくもしょーぼーしゃのるんだー」

 違うんだと説明するのは野暮だろう。

 それに人を助け、守る仕事という点に違いはない。

「お兄ちゃんに渡しておくね」

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