エリート航空自衛官の甘すぎる溺愛で囲い娶られました~敏腕パイロットの25年越しの一途愛~
 その名前は、ずっと会っていなかった幼馴染のものだ。

 兄と同い年のはずなのに、いつも眉を下げてしょぼくれていた泣き虫のかわいい弟分──。

「嘘でしょ!?」

「嘘じゃないよ、みぃちゃん」

 はにかんだゆうまさん──もとい、しぃちゃんが懐かしい名前で呼んでくる。

実結だからみぃちゃん。それはしぃちゃんだけが使う特別な呼び名だ。

「本当にしぃちゃんなの……?」

「だからそう言ってる。にしても懐かしいな、その呼び方」

 彼が本当に私の幼馴染なら、笑顔を見て幼少期の思い出がよみがえ蘇ったのも当然である。

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