揺れる瞳に恋をして
お風呂上がり

食べようとしていたアイス

甘くて

おいしい

冷たい…


「…ちー」

「…なに、」



「ちょっと太った?」


「!!!!さいっっってい!!!」



プイッとそっぽを向き
夏希の顔を見ないようにした


確かに

ちょっと

冬の間の蓄えはあったけど


でもちょっと…


「ふふ…っ」

夏希が笑う

「わ、笑わないで!ほんとにちょっとだかなんだから!」

「うん、大丈夫」

「大丈夫って何よ!」

「可愛い」

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