揺れる瞳に恋をして

そういって田中が
私の腕を掴み
スタスタと
他2人から距離をとる


「何、田中」

「あのさ…」

俯きながら話をかけてくる田中

「俺さ…」

「…あー…」

目線を2人が居るところに向ける

すると

「…やっぱいいや」

「千春からクリスマスプレゼント欲しいんだけど」

え、クリスマスプレゼント?

「田中は何欲しいの」

「それ」

それって
「呼び名」

「名前で呼んでくんねえ?」

名前、、?

「名前で呼んで欲しいってこと?」

「そう…だめ?」

「別にいいけど」

特に下で呼ぶ必要が無かったから
夏希以外の男子は皆苗字で呼んでたけだし…

「さんきゅ!!!」

そういって田中…いや、春樹は
笑顔で私の手を両手で握ってきた

「うん」
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