愛とは決して○○しないこと
アパートに着いてから、トイレを借りたくて部屋に上がった。

トイレから出るとエアコンをつけてベッドの上にグッタリと横になっているみどりがいた。
俺に気がついて、
「あ、ゴメンね。体がダルくて…」

「うん。横になりなよ。俺さちょっと買い物して戻って来るから、鍵貸してくれる?」

「え?」

「ゼリーとかパンとか少し買ってくるから」

「うん。これでお願いします。」
と言ってお金と鍵を渡してくれた。

俺は、金まで渡されるなんて考えてもいなかったからビックリしたし、そういう律儀なみどりを益々好きになった。
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