イケメンエリート、最後の独身
「あなたがそういう人間だと分かっていて、私はあなたを採用したの。
EOCだけじゃなく、今、世界の多くの企業は慈善事業に力を入れている。
今、この世界を取り巻く状況は、あなたもよく分かっている通り、戦争や災害、ましては国の貧しさゆえにたくさんの子供や女性が犠牲になっていて、あなたのように損得関係なしにそういう現場に飛び込んでくれる人を、たくさんの人々が必要としているの。
そして、私達企業側は、そういう素晴らしい人材を敬意を込めて大切に育てていきたいと思っている」
萌絵はソフィアの話を聞きながら、その対象が自分だなんて全く思っていなかった。でも、ソフィアのそういう考え方に賛同し感動していた。
「で、ここからが本題なんだけど…」
萌絵はキョトンとした顔でソフィアを見た。