イケメンエリート、最後の独身
「分かったわ。私も嬉しい。
それじゃ、そちらの事業データをあなたのパソコンに送るから、どこの場所を拠点としたいか、それだけを先に決めてほしい」
「はい」
「分からない事があったら明智くんに聞いて。
明智くんには話を通しておくから」
萌絵は夢を見ているようだった。
大好きなボランティアの仕事で食べていける。それもEOCの一員として。
身体の震えが止まらない。
そして、ソフィアとのリモート面談が終わって一息ついた時、萌絵の頭の中に謙人の顔が浮かんだ。
謙人さんは喜んでくれるかな…
でも、ソフィアとの面談の日から二日が過ぎても、まだ謙人ともホヨンとも会えずにいた。