Cherry Blossoms〜白銀の女神〜
「ケーキ楽しみだな」
「部屋で待ってましょうか」
日陽花とテッドはそう言い、腕を組んで部屋へと戻って行く。それを見ていた桜士の肩に十が軽く触れた。
「本田先生、僕らも部屋に入りましょうよ」
「……ああ」
飛行機に乗り、ホテルに来ただけだというのに、何故か桜士の体はぐったりと疲れを訴えていた。
部屋に入って数分後、部屋のチャイムが鳴らされ、ケーキとコーヒーを持った桃が入ってきた。
「ありがとうございました!ゆっくり召し上がってください!」
桃はそう言い、テーブルの上にコーヒーとケーキを置くと部屋を出て行く。湯気の立ったコーヒーをチラリと見た後、桜士は何も手をつけずに窓の外を見る。十階の窓の外からは美しい雪景色が広がっている。山も、街も、何もかもが白一色だ。
「本田先生!コーヒーとケーキ、キットで調べますね」
十がキャリーケースの中から、毒物を検査するキットを取り出す。危険な犯罪組織と対峙することが一番多い公安は、見知らぬ人から出された食べ物や飲み物は人一倍警戒しないといけない。そこに何か仕込まれている可能性がゼロではないからだ。
「部屋で待ってましょうか」
日陽花とテッドはそう言い、腕を組んで部屋へと戻って行く。それを見ていた桜士の肩に十が軽く触れた。
「本田先生、僕らも部屋に入りましょうよ」
「……ああ」
飛行機に乗り、ホテルに来ただけだというのに、何故か桜士の体はぐったりと疲れを訴えていた。
部屋に入って数分後、部屋のチャイムが鳴らされ、ケーキとコーヒーを持った桃が入ってきた。
「ありがとうございました!ゆっくり召し上がってください!」
桃はそう言い、テーブルの上にコーヒーとケーキを置くと部屋を出て行く。湯気の立ったコーヒーをチラリと見た後、桜士は何も手をつけずに窓の外を見る。十階の窓の外からは美しい雪景色が広がっている。山も、街も、何もかもが白一色だ。
「本田先生!コーヒーとケーキ、キットで調べますね」
十がキャリーケースの中から、毒物を検査するキットを取り出す。危険な犯罪組織と対峙することが一番多い公安は、見知らぬ人から出された食べ物や飲み物は人一倍警戒しないといけない。そこに何か仕込まれている可能性がゼロではないからだ。