エリート御曹司は極秘出産した清純ママを一途な愛で逃がさない
清都さんは私を横向きに寝かせると、ワンピースのファスナーを下げる。
腕を持ち上げて袖から脱がされ、するりと衣が擦れる音がやけに耳に残った。

すべてをさらけ出すなんて、暗くてよく見えないかもだけど自信がない。

「は、恥ずかしくて……無理ですっ」

器用にホックをはずされたブラを押さえていた私の手を、清都さんがそっと離す。

「恥ずかしがる顔もかわいい。映美のすべてが見たい」

乞うような目でこちらを見つめ、指先にキスするのはズルい。

「私も、初めてが清都さんで、うれしいですけど……」

小刻みに手が震える。
アルコールにおかされた頭の中に残る一部の理性が、不安を訴えた。

「初めて?」

硬質な声でつぶやいた清都さんが、目を見開いた。
意外だと思っているのか、動きが一旦静止する。

「はい……。だからその、さっきからドキドキしすぎて心臓がもちません」

ブラを押さえる手にギュッと力を込める。
まるでさっきから暴れている心臓を、飛び出すまいとするように。

すると、清都さんは私の髪を優しくなで、切なげに睫毛を伏せた。

「ドキドキしてるのは俺の方だよ」

熱っぽい吐息を織り交ぜてささやかれ、胸がきゅんとする。

いつもと変わらずクールな表情とスマートな仕草からは、とてもそんなふうには見えないけど……。と、思った直後。

「理性が今にも吹っ飛びそうだ」

獣さながらの眼光で射貫かれ、私は驚いた。

胸を隠していた両手を、清都さんの大きな手のひらで解かれる。

「ひゃっ」

先端を甘く食み、舌で掬ったり、丹念な愛撫に思わず背中が弓なりに反る。

初めはくすぐったかったのに、やがて自分でも知らない体の奥を甘く疼かせる感覚に変わった。

「足を開いて……優しくする」

今度は力んでいた私の太ももを優しく擦ると、膝や太もものすぐ近くに、臆面もなく口づけをする。

「んっ……ふ……」

熱にあてられ、頭が働かない。
清都さんの指が私の足をなぞるたび、ぞくりと肌が粟立つ。

< 24 / 90 >

この作品をシェア

pagetop