愛よりもお金が大事。
「美里は、またうちの会社に戻って来るの?」
今まで、妊娠して辞めた女性社員も数人見て来た。
私ならどうするか、と考えてはみるが。
そもそも、私は結婚しても子供は持たないつもり。
産休や育休で休む余裕なんてない。
「うん。ちょうど一年休んだら戻って来るつもり」
「けっこう、ハードだね?」
「保育園に入りやすいとかの都合もあるけど。
私も働かないと、将来不安だから」
美里の旦那さんは、いくら稼いでいるかは流石に知らないけど。
高給取りってわけではないらしい。
「そうだよね…。
やっぱりお金がないとね」
「花梨は家の事情もあるから、玉の輿狙いなのも分かるけど。
お金があるだけが、幸せじゃないよ?
って、別に花梨の考えを否定したいわけじゃないけど。
でも、なんかね」
わりと、美里には色々と話している。
私が収入が良い男性を捕まえたいと思っている事と、その理由も。
「それは、分かっているけど…」
そうやって思い出すのは、元彼の商社マンの彼。
勿論、それなりには好きだったけど。
私は冬野が好きだったから。
彼と居て、心から幸せではなかったかもしれない。
今まで、妊娠して辞めた女性社員も数人見て来た。
私ならどうするか、と考えてはみるが。
そもそも、私は結婚しても子供は持たないつもり。
産休や育休で休む余裕なんてない。
「うん。ちょうど一年休んだら戻って来るつもり」
「けっこう、ハードだね?」
「保育園に入りやすいとかの都合もあるけど。
私も働かないと、将来不安だから」
美里の旦那さんは、いくら稼いでいるかは流石に知らないけど。
高給取りってわけではないらしい。
「そうだよね…。
やっぱりお金がないとね」
「花梨は家の事情もあるから、玉の輿狙いなのも分かるけど。
お金があるだけが、幸せじゃないよ?
って、別に花梨の考えを否定したいわけじゃないけど。
でも、なんかね」
わりと、美里には色々と話している。
私が収入が良い男性を捕まえたいと思っている事と、その理由も。
「それは、分かっているけど…」
そうやって思い出すのは、元彼の商社マンの彼。
勿論、それなりには好きだったけど。
私は冬野が好きだったから。
彼と居て、心から幸せではなかったかもしれない。