恋の仕方、忘れました
スマホをそっと枕元に置いて、再び隣で気持ちよさそうに眠る人物に視線を移した。
その無防備な姿は普段と違い、どう見たって可愛くて、起こさない程度に擦り寄れば彼の体温が伝わってくる。
すると、ついさっき肌を重ねた記憶が瞬く間に蘇ってきて……胸がきゅっと締め付けられた。
なんだろう、湧いてくるこの感情。
凄く離れがたくて、えっと…そう、まるで恋をしているみたいな───…
…………って、あれ?私いま何て言った?
まずいまずい、今の発想はかなりヤバい。嘘でもアウト。
だってこれじゃ、主任の言った通り優しく抱いてくれるなら誰でもよかったってことになってしまう。
自信満々気に好きにならない宣言したし、その前にこの人には彼女がいて、これは私がメンヘラかどうかを試すだけの行為であって、だからこれは……一度だけのもので……。
私はただ、主任を利用しただけ。
主任のお陰で祐真さんを忘れられたなら、主任に感謝して終わる話なんだ。
主任が私に伝えたかったのは、気持ちがなくたって優しく抱けるし、抱かれた後に意識してしまうからといってすぐに恋と決めつけるなってことだと思う。
身体だけじゃなくて、ちゃんと相手の中身を見極めろってことだったんじゃないか。
それを私は……。これじゃ結局、メンヘラのままだ。
それに、人の彼氏を寝取るとこしか出来ない最低な女は、恋をする資格なんてない。
そして、祐真さんをクズだと言った彼もまた、相手がいるのに他の女を抱いた。
それは遠回しに、自分もクズだから好きになるなよって言われてるようなものだった。
その無防備な姿は普段と違い、どう見たって可愛くて、起こさない程度に擦り寄れば彼の体温が伝わってくる。
すると、ついさっき肌を重ねた記憶が瞬く間に蘇ってきて……胸がきゅっと締め付けられた。
なんだろう、湧いてくるこの感情。
凄く離れがたくて、えっと…そう、まるで恋をしているみたいな───…
…………って、あれ?私いま何て言った?
まずいまずい、今の発想はかなりヤバい。嘘でもアウト。
だってこれじゃ、主任の言った通り優しく抱いてくれるなら誰でもよかったってことになってしまう。
自信満々気に好きにならない宣言したし、その前にこの人には彼女がいて、これは私がメンヘラかどうかを試すだけの行為であって、だからこれは……一度だけのもので……。
私はただ、主任を利用しただけ。
主任のお陰で祐真さんを忘れられたなら、主任に感謝して終わる話なんだ。
主任が私に伝えたかったのは、気持ちがなくたって優しく抱けるし、抱かれた後に意識してしまうからといってすぐに恋と決めつけるなってことだと思う。
身体だけじゃなくて、ちゃんと相手の中身を見極めろってことだったんじゃないか。
それを私は……。これじゃ結局、メンヘラのままだ。
それに、人の彼氏を寝取るとこしか出来ない最低な女は、恋をする資格なんてない。
そして、祐真さんをクズだと言った彼もまた、相手がいるのに他の女を抱いた。
それは遠回しに、自分もクズだから好きになるなよって言われてるようなものだった。