先生の愛が激重すぎる件
「ごめんね、ヴェガ。勝手な私を許してね。鷹藤さんは都内にいるから安心して」

 彼のことだ。明日にでもここに来るだろう。

戸締りを確認し、ガスの元栓を切る。毎日掃除を欠かさなかったから部屋もきれいだ。封筒に入れたわずかなお金をテーブルの上に置いて私はマンションを出た。

幸いなことに明日明後日と仕事は休みだ。今夜はホテルにでも泊まって明日、オーナーの所に引っ越しの相談に行こう。

大丈夫。すぐ住んでもいいと言ってくれていたし、どうにかなる。

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