極上タラシオトコの本気を引き出す方法



何より、ホテルに行くと思っていた私はちょっと驚いて、「ここですか?」無意識にと言ってしまった。



「うん。俺夜の海が好きで、今日は莉子と一緒にここに来たくて。

夜の海苦手だった?降りれそう?」



広瀬先生の好きな事をまた1つしれて嬉しいな。
それに、ちゃんと私との時間を大事にしてくれてることも凄く嬉しい。


そう思いながら、「全然大丈夫です!嬉しいです」と言いながら車を降りた。



2人で砂浜を歩いて夜の海を眺める。



私は少し夜の海は怖いイメージがあった。
暗くて、先が見えなくて、波が大きくて吸い込まれそうな感じ。


だけど、自然と広瀬先生が好きだと言っただけで私の心はなぜか夜の海が心地よくなっていた。




こんなに星も月も綺麗に見えるんだなぁなんて思いながら広瀬先生を見ると、なんか少しいつもよりも元気がなさそうに見える。



やっぱりお寿司屋さんでもさっきの車内でも静かにしていたのはなにかあったんじゃないかなと今度は心配になった。




< 113 / 309 >

この作品をシェア

pagetop