極上タラシオトコの本気を引き出す方法
それからは、他愛もない話をして、
「新しい子が入ってきたけど、俺もうおじさんになってきたからか、全然名前覚えらんないわ」
なんていう広瀬先生の言葉に笑ったりしていると、ひゅーと海風が吹いてきて一気に身体が冷えた。
「やっぱり5月とはいえ夜の海は冷えるな。
ごめん。これ着て」
そう言って広瀬先生はさっきのジャケットを私の肩に羽織らせてくれた。
その瞬間にフワッと広瀬先生の香りがして、あの夜のことを思い出して、胸がドキドキしてしまう。
でもすぐに我に返ると、広瀬先生はジャケットの下はすごく薄着で私なんかより全然寒そうだった。
「ダメですよ!先生めっちゃ薄着じゃないですか!
これ、ちゃんと着ててください!」