極上タラシオトコの本気を引き出す方法
「いやいや、俺より女性は身体冷やしたらダメだって言うから。男なんて全然大丈夫だから」
そう言って全然受け取ってくれない先生は結構寒そうに見える。
「じゃあ、こうしましょ?
そうしたら、ほら、あったかい。」
私は頑固な先生にぴったりとくっついて、私の肩と先生の肩にかかるようにジャケットをかけた。
先生の肩幅が思ったより広くて、全然丈は足りてないけれど、広瀬先生の体温と恥ずかしさで一気に身体はあったかくなった。
「寒いのちょっとはよくなりました?」
そう言いながら広瀬先生に笑いかけると
「やられた。これめっちゃ幸せ」
と私にそう言って笑いかけてくれた。
その笑顔の破壊力に私はまっすぐ広瀬先生を見えなくなって、ずっと、海に視線を戻した。