極上タラシオトコの本気を引き出す方法
鏡でもう既に赤い顔にうんざりしながらリップを塗って、よし。と少し酔った頭も冷静になった気がする。
やっぱりこのすぐ赤くなって、肌のキメが見えるのすごいやだな。
ファンデーションもっと厚塗りしてこれば良かった。
なんて後悔しながらお店を出ると、携帯を触りながら壁によっかかる広瀬先生がいた。
「お、きたきた。行くか」
なんて私の方を見ながら言うから事態を飲み込めず「ぇ、え??」なんて多分あまり可愛くない顔を広瀬先生向けた。
「や、二次会。行くんだろ?」
「そうですけど、先生って行かれるんでしたっけ…?」
いやいや、絶対行かないって言ってた気がするのにどうして…?
なんて思っていると広瀬先生はフッと笑って
「遠藤さんってオペ室で見てたらいっつも落ち着いてんのにプライベートでは全然印象違うんだな。
結構酔ってそうだったし、ひとりじゃ危ないかなぁと思って、俺も二次会行くことにした」