君の愛に酔う~藤の下で出会った2人の物語~
「ジジちゃま、ジジちゃま。朝だよう。」
ジゼルが目を覚ますと、可愛らしい男の子がジゼルの顔を覗き込んでいる。
まるでウィリアムをミニチュアサイズにしたかのような少年だ。
「あなたはもしや、エドワード王太子でございますか?」
「そうだよ、エディだよ。ジジおねえちゃま、おはよう!」
「おはよう、エディ。」
国王夫妻には6歳になる一人息子がいた。
兄弟のいなかったエドワードは姉ができたことに大喜び。
あっという間にジゼルに懐いて、一日中くっつき回っていた。
「ウィステリア国王は2代続けてシスコン確定ね。」
そんな息子の姿を見た王妃の呟きに、国王はただただ苦笑いだった。
ジゼルの母エドウィナはウィステリア王国の国民に大変人気があったようで、
エドウィナの娘であるジゼルも温かく受け入れられた。
王家は国民との距離が近く、
国王が護衛なしで街角のパブにふらりと現れ、国民たちと酒盛りをすることも珍しくない。
民間から王家に嫁入りした王妃は今も商店で買い物するが、誰も特に気にしないらしい。
国王夫妻がそんな感じなので、ジゼルも比較的自由に街中に出かけることができた。
街中で国王一家の写真や国王一家に関連する土産物がたくさん売られていて、
国民からいかに支持されているかが分かる。
(あぁ、私この国が好きだわ。)
ジゼルが目を覚ますと、可愛らしい男の子がジゼルの顔を覗き込んでいる。
まるでウィリアムをミニチュアサイズにしたかのような少年だ。
「あなたはもしや、エドワード王太子でございますか?」
「そうだよ、エディだよ。ジジおねえちゃま、おはよう!」
「おはよう、エディ。」
国王夫妻には6歳になる一人息子がいた。
兄弟のいなかったエドワードは姉ができたことに大喜び。
あっという間にジゼルに懐いて、一日中くっつき回っていた。
「ウィステリア国王は2代続けてシスコン確定ね。」
そんな息子の姿を見た王妃の呟きに、国王はただただ苦笑いだった。
ジゼルの母エドウィナはウィステリア王国の国民に大変人気があったようで、
エドウィナの娘であるジゼルも温かく受け入れられた。
王家は国民との距離が近く、
国王が護衛なしで街角のパブにふらりと現れ、国民たちと酒盛りをすることも珍しくない。
民間から王家に嫁入りした王妃は今も商店で買い物するが、誰も特に気にしないらしい。
国王夫妻がそんな感じなので、ジゼルも比較的自由に街中に出かけることができた。
街中で国王一家の写真や国王一家に関連する土産物がたくさん売られていて、
国民からいかに支持されているかが分かる。
(あぁ、私この国が好きだわ。)