甘すぎる小悪魔に見つかったなら。




「あゆ,それどういう意味で言って……」



やけに不機嫌に,そして訝しげに私を見たらき。



「失礼しまーす」



が,周りを気にもしない好奇心一杯の声に横槍を入れられる。



「あ,ほんとにいんじゃん! なんでー!?」



ふざけた調子の後輩と,子犬系のあちこち歩き回るタイプの後輩。

2人の男の子が,順番に入ってきた。

背の高い2人目が指すのは,どうみても十和。



「十和ー,戻る?」



せっかく来たのに放置しちゃって……

何だかごめんねと,多分私は悪くないけど思った。

パチパチと瞬いて動きを止める2人。

あ……間にはいっちゃまずかったかな。

このクラスになってからそんなこと気にしなかったから……

恥ずかしくなりうつ向く。



「ご,ごめ」

「あっもしかしてー!!! 友達いないの人!」

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