甘すぎる小悪魔に見つかったなら。
変なの。
「? 玲央也,もしかして来ないの?」
「えっ…………えぇ……や,行くわ。おもろそう」
「7は流石に無理だけど……長時間なら土日だねー」
今週? 来週?
2人の会話を聞いて,向こう1ヶ月は大丈夫だと私は思い出した。
「どうしても行くなら,僕も行きたい」
はい,と挙手をするように,さも当然と言った口調で十和が告げる。
「はぁ?」
顔を歪めた玲央也くん程ではないけれど,私も少し驚いた。
十和って歌ったりするの……?
なんて,少し失礼かもしれないけど。
「ほら,僕らで行ったことってないし。僕も入れてよ」
にこりと笑う十和。
「別に勝手にすればいいんじゃねぇの? って言おうとしたんだよ俺は。前々から思ってたけどおま……」
あれ,玲央也くんのさっきの反応は,私とは違う意味だったみたい。
それに。
おま……って何だろう?
そう思っているうちに