甘すぎる小悪魔に見つかったなら。
今日の事が決まったのは,昨日の夜の事だった。
一緒に歩いた帰り際,私は十和と連絡先を交換していて。
その日のうちに,理苑くんがこういってるんだけど……と連絡が来た。
『せめて明日じゃなくて明後日の日曜って言ったんだけど』
あゆはどう思う?
って十和は聞いてくれて。
二つ返事で了承すると,その後は何故か渋る十和から2人へ私のLINEを渡して貰った。
確かに,昨日の今日ではあるんだよね~
それでも,まるで旧知の仲であるかのように輪に入れてくれてる2人に,私は微笑ましくなる。
「5時間で!」
受付は,玲央也くんと理苑くんが進めてくれていた。
交互に答えながら,今は理苑くんがにこにこと伝えていた。
兄弟みたい,と私は思う。
やがてお店のアプリページを促され,私も提示した。
そのまま部屋に案内され,腰を落ち着ける。