とろける程の甘美な溺愛に心乱されて~契約結婚でつむぐ本当の愛~
「じゃあ、決まりだ」
そのあとは、すぐに色んなことが一気に動き出し、私は自分のマンションから龍聖君の部屋に引越しをした。
龍聖君のご両親もいきなりの報告だったにも関わらず、「琴音ちゃんなら」と、私達のことをすごく喜んでくれた。
おまけに「龍聖がお世話になった方が困ってるんだ。いくらでも融資するよ」と言ってもらえて、涙が出る程嬉しかった。
婚姻届も2人で出して、形だけの結婚がどんどん前に進んでいった。
私の両親への返済期限の無い多額の融資に対しては、
『龍聖君、ありがとう。本当にありがとう……何とお礼を言えばいいのか……』
そう言って、お父さんは龍聖君の手を握り涙を流していた。
お母さんも「琴音をどうかよろしくお願いします……」と、涙まじりの笑顔で龍聖君に頭を下げていた。
感極まった2人は、土下座をするくらいの勢いで何度もお礼を言った。
そのあとは、すぐに色んなことが一気に動き出し、私は自分のマンションから龍聖君の部屋に引越しをした。
龍聖君のご両親もいきなりの報告だったにも関わらず、「琴音ちゃんなら」と、私達のことをすごく喜んでくれた。
おまけに「龍聖がお世話になった方が困ってるんだ。いくらでも融資するよ」と言ってもらえて、涙が出る程嬉しかった。
婚姻届も2人で出して、形だけの結婚がどんどん前に進んでいった。
私の両親への返済期限の無い多額の融資に対しては、
『龍聖君、ありがとう。本当にありがとう……何とお礼を言えばいいのか……』
そう言って、お父さんは龍聖君の手を握り涙を流していた。
お母さんも「琴音をどうかよろしくお願いします……」と、涙まじりの笑顔で龍聖君に頭を下げていた。
感極まった2人は、土下座をするくらいの勢いで何度もお礼を言った。