とろける程の甘美な溺愛に心乱されて~契約結婚でつむぐ本当の愛~
「あの子はパパを奪ったの。私にはパパしかいなかったのに。突然入り込んできてパパに甘えて。その上、あなたまで騙して。私は……あなたを救いたいのよ……」
お姉さんは、ソファに座る俺の隣にわざわざ移動し、真っ直ぐに見つめてから、手を伸ばして頬を触ろうとした。
その顔に、ゾッとするような色気をまとわせて。
俺は反射的に顔を背け、表情を曇らせた。
「お姉さん。俺は、琴音を誰よりも大事に思ってます。必ずあいつを幸せにします。だから、お姉さんは自分自身の幸せをちゃんと見つけて下さい。もちろん、あなたは私の身内ですから、そのためのお付き合いはさせていただきます……ですが、これから先、俺達夫婦のことに関しては一切干渉しないで下さい」
「そ、そんな……」
「すみません。時間ですので失礼します」
「龍聖さん、待って!」
その言葉には反応せず、一礼をし、俺は振り向かずに会議室を出た。
お姉さんは、ソファに座る俺の隣にわざわざ移動し、真っ直ぐに見つめてから、手を伸ばして頬を触ろうとした。
その顔に、ゾッとするような色気をまとわせて。
俺は反射的に顔を背け、表情を曇らせた。
「お姉さん。俺は、琴音を誰よりも大事に思ってます。必ずあいつを幸せにします。だから、お姉さんは自分自身の幸せをちゃんと見つけて下さい。もちろん、あなたは私の身内ですから、そのためのお付き合いはさせていただきます……ですが、これから先、俺達夫婦のことに関しては一切干渉しないで下さい」
「そ、そんな……」
「すみません。時間ですので失礼します」
「龍聖さん、待って!」
その言葉には反応せず、一礼をし、俺は振り向かずに会議室を出た。