とろける程の甘美な溺愛に心乱されて~契約結婚でつむぐ本当の愛~
「そうね、それはすごく良い考えだわ。4人で旅行なんて1度もしたことなかったものね。ぜひ行きたいわ。どこがいいかしらね」
「ちょ、ちょっと、勝手に決めないでよ。私の都合も聞かないで」
「涼香姉さん、私も家族みんなで旅行に行きたいよ。行くなら春がいいな。綺麗な桜が咲く季節に。楽しみにしてるから、ね、いいでしょ? 涼香姉さん」
「……し、知らないわ。今、そんなこと言われても……」
涼香姉さんはとても困った顔をした。
「涼香が行かないなら旅行は無しだ。そうだ、涼香が好きだった水族館にも行こう」
「行きたいわ~水族館なんて何十年ぶりかしら」
「私も行きたい! 久しぶりにイルカのショーとか見てみたいな」
「わ、私が水族館を好きだったなんて、いったいいつの話してるのよ。もう子どもじゃないんだから。さっきから本当に、かっ、勝手に……決めないで……」
涼香姉さん……
今、深く心が動かされているんだよね。
ずっと石みたいに固くなってた姉さんの心が。
だって、文句を言ってるその表情から、負の感情が消えてるのがわかるから。
「ちょ、ちょっと、勝手に決めないでよ。私の都合も聞かないで」
「涼香姉さん、私も家族みんなで旅行に行きたいよ。行くなら春がいいな。綺麗な桜が咲く季節に。楽しみにしてるから、ね、いいでしょ? 涼香姉さん」
「……し、知らないわ。今、そんなこと言われても……」
涼香姉さんはとても困った顔をした。
「涼香が行かないなら旅行は無しだ。そうだ、涼香が好きだった水族館にも行こう」
「行きたいわ~水族館なんて何十年ぶりかしら」
「私も行きたい! 久しぶりにイルカのショーとか見てみたいな」
「わ、私が水族館を好きだったなんて、いったいいつの話してるのよ。もう子どもじゃないんだから。さっきから本当に、かっ、勝手に……決めないで……」
涼香姉さん……
今、深く心が動かされているんだよね。
ずっと石みたいに固くなってた姉さんの心が。
だって、文句を言ってるその表情から、負の感情が消えてるのがわかるから。