もう恋なんてしないと決めていたのに、天才外科医に赤ちゃんごと溺愛されました
怖い夢でも見たのかな。
そう思って様子を見に行って、足が止まる。
「うあああん! おみみいたいいい!」
真っ赤な顔をした優史が自分の耳を塞ぐように手をあて、めちゃくちゃに暴れている。
どう見ても尋常な様子ではなく、背筋が凍りついた。
「ユウくん! どうしたの!?」
「わああん! うええん!」
いつもの優史なら、機嫌を損ねていてもなにかしらの言葉を返してくれる。
支離滅裂だったり、『ママきらい』『やだ』などの否定だったりしても、コミュニケーションを放棄することはなかった。
でも今は違う。私の声など聞こえていないかのように、耳を押さえて大泣きしている。
そう思って様子を見に行って、足が止まる。
「うあああん! おみみいたいいい!」
真っ赤な顔をした優史が自分の耳を塞ぐように手をあて、めちゃくちゃに暴れている。
どう見ても尋常な様子ではなく、背筋が凍りついた。
「ユウくん! どうしたの!?」
「わああん! うええん!」
いつもの優史なら、機嫌を損ねていてもなにかしらの言葉を返してくれる。
支離滅裂だったり、『ママきらい』『やだ』などの否定だったりしても、コミュニケーションを放棄することはなかった。
でも今は違う。私の声など聞こえていないかのように、耳を押さえて大泣きしている。