マグ
私は自分の事を、自分でどのくらい分かっているのだろう?
私は全く自分を理解していないから、いつもこうやってどうしていいのか分からなくなってしまうのかもしれない。
私は真澄の背中に額を付けて言った。
「真澄が本当はどんな人なのだろうとか、何を考えて私と一緒にいたのだろうとか考えてしまうと、真澄のことをどう思っているのか自分でも分からない。
だけど余計な事は考えずに、私が知っている真澄のことだけ考えれば・・・私は真澄のことを好きという以外にはないように思う」
真澄はゆっくりと私の方に身体を向けて、私の頬を手のひらで包んだ。