再会から始まる両片思い〜救命士の彼は彼女の心をつかまえたい〜
「俺はのどかちゃんみたいな子が好きだな」
え?
思わず彼の言葉に固まってしまった。
本気じゃない。たまたま話の流れで言ってしまっただけ。
そう思ってもすぐにリアクションを返せず、つい黙ってしまった。
彼からの反応もない。
その時ふと彼の部屋にあったピンクのマグカップを思い出した。明らかに彼のカップとペアだった。
彼には決まった人がいて、私は友達として好きって言われたんだ。冷静になり、やっと言葉が口から出た。
「あ、あはは。ありがとうございます。私たち年も近いですしね。あ、富士山が見えてきましたね」
早口にしゃべる私に夏目さんは軽く相槌を打つだけ。
さっきまであんなに楽しくなってきていたのにどうしてこんな空気になっちゃったんだろう。しょんぼりしてしまう。
「今日SAPをやるんだよな。楽しみだな」
彼から話を変えてくれ、ホッとした。
そう。
私はネットでウインドサーフィンを見たが、絶対にできないと思った。けれど一緒のサイトに載っていたSAPに興味が湧いた。正直に夏目さんに伝えると同じ場所でやってるんだからいいんじゃないかと言ってもらえた。午前中一緒にSAPをやり、午後からは彼だけウインドサーフィンをする予定だ。
「ごめんなさい、勝手なこと言って」
「いや、興味を持ってもらえて嬉しいよ。たまには息抜きしないとな。俺もSAPを横目に見て、楽しそうだなと思ってたんだ」
「よかった」
夏目さんにウィンドサーフィンに誘われたのに他のことをしたいなんて言い出して嫌な顔されるのではないかと思ったが、彼は嫌な顔ひとつ見せず、反対に一緒にやりたいとさえ言ってくれた。本当に優しい人だ。
え?
思わず彼の言葉に固まってしまった。
本気じゃない。たまたま話の流れで言ってしまっただけ。
そう思ってもすぐにリアクションを返せず、つい黙ってしまった。
彼からの反応もない。
その時ふと彼の部屋にあったピンクのマグカップを思い出した。明らかに彼のカップとペアだった。
彼には決まった人がいて、私は友達として好きって言われたんだ。冷静になり、やっと言葉が口から出た。
「あ、あはは。ありがとうございます。私たち年も近いですしね。あ、富士山が見えてきましたね」
早口にしゃべる私に夏目さんは軽く相槌を打つだけ。
さっきまであんなに楽しくなってきていたのにどうしてこんな空気になっちゃったんだろう。しょんぼりしてしまう。
「今日SAPをやるんだよな。楽しみだな」
彼から話を変えてくれ、ホッとした。
そう。
私はネットでウインドサーフィンを見たが、絶対にできないと思った。けれど一緒のサイトに載っていたSAPに興味が湧いた。正直に夏目さんに伝えると同じ場所でやってるんだからいいんじゃないかと言ってもらえた。午前中一緒にSAPをやり、午後からは彼だけウインドサーフィンをする予定だ。
「ごめんなさい、勝手なこと言って」
「いや、興味を持ってもらえて嬉しいよ。たまには息抜きしないとな。俺もSAPを横目に見て、楽しそうだなと思ってたんだ」
「よかった」
夏目さんにウィンドサーフィンに誘われたのに他のことをしたいなんて言い出して嫌な顔されるのではないかと思ったが、彼は嫌な顔ひとつ見せず、反対に一緒にやりたいとさえ言ってくれた。本当に優しい人だ。