再会から始まる両片思い〜救命士の彼は彼女の心をつかまえたい〜
「のどか。こっち」
私たちはやっと念願叶って沖縄へやってきた。4月の沖縄はすでに海開きが済んでいる。
彼の好きなマリンスポーツができるから、と沖縄への旅行を決めた。
私がキョロキョロしてると彼は片手をあげて合図をしてくれた。
ふたり分の荷物を軽々持ってくれるその姿にまた惚れ直してしまう。
私が彼の元へ向かうと耳元で囁かれた。
「のどかは危なっかしいな」
「え?」
「あっちの男がちょこちょこ見てたぞ」
目線を動かすと若い男性ふたりと目が合った。
「ほらな」
そう言うとバッグふたつを肩にかけ、空いた手で私を抱き寄せてきた。
人前でこんなに密着して恥ずかしいが、彼のものになれたようで少しだけ嬉しい。
「私には裕さんだけだよ」
私が小さな声で言うと、彼は聞こえたのか耳を赤くしていた。
「のどかには勝てないな」
抱き寄せられた手が少しだけ力強くなった。
大好きな彼と密着しているだけで胸が熱くなる。両思いなのだと実感できて幸せ。
ホテルの予約は彼に任せて欲しいと言われていた。
到着してみるとまさかのヴィラ。部屋にはプライベートプールもついている。
「すごい!」
私は興奮し、バルコニーに出た。
彼は私の後からついてきて、肩に手を置いた。
「気に入ったか?」
「ものすごく!」
私は彼の顔を見上げるとものすごい笑顔で私を見てきた。
「良かった」
バルコニーでウェルカムドリンクを飲むと早速プールに入った。
あんまりに幸せすぎてこれでいいのか不安になるくらい。
夜になると彼は頼んでおいたのかバルコニーにディナーが運ばれてきた。
すごい。
今日は何もかも驚かされてばかり。
テーブルにキャンドルが灯され、ロマンティックな雰囲気になる。
プールの周りもいつの間にかライトアップされていた。
私たちはやっと念願叶って沖縄へやってきた。4月の沖縄はすでに海開きが済んでいる。
彼の好きなマリンスポーツができるから、と沖縄への旅行を決めた。
私がキョロキョロしてると彼は片手をあげて合図をしてくれた。
ふたり分の荷物を軽々持ってくれるその姿にまた惚れ直してしまう。
私が彼の元へ向かうと耳元で囁かれた。
「のどかは危なっかしいな」
「え?」
「あっちの男がちょこちょこ見てたぞ」
目線を動かすと若い男性ふたりと目が合った。
「ほらな」
そう言うとバッグふたつを肩にかけ、空いた手で私を抱き寄せてきた。
人前でこんなに密着して恥ずかしいが、彼のものになれたようで少しだけ嬉しい。
「私には裕さんだけだよ」
私が小さな声で言うと、彼は聞こえたのか耳を赤くしていた。
「のどかには勝てないな」
抱き寄せられた手が少しだけ力強くなった。
大好きな彼と密着しているだけで胸が熱くなる。両思いなのだと実感できて幸せ。
ホテルの予約は彼に任せて欲しいと言われていた。
到着してみるとまさかのヴィラ。部屋にはプライベートプールもついている。
「すごい!」
私は興奮し、バルコニーに出た。
彼は私の後からついてきて、肩に手を置いた。
「気に入ったか?」
「ものすごく!」
私は彼の顔を見上げるとものすごい笑顔で私を見てきた。
「良かった」
バルコニーでウェルカムドリンクを飲むと早速プールに入った。
あんまりに幸せすぎてこれでいいのか不安になるくらい。
夜になると彼は頼んでおいたのかバルコニーにディナーが運ばれてきた。
すごい。
今日は何もかも驚かされてばかり。
テーブルにキャンドルが灯され、ロマンティックな雰囲気になる。
プールの周りもいつの間にかライトアップされていた。