チャラモテ先輩に、めちゃくちゃ溺愛されてますっ!


「――いやいや大丈夫、大丈夫。茉由ちゃんは安心して朝練に行って。みくちゃんは、俺が責任を持って学校まで連れて行くから」


「「え?」」


あたしと茉由ちゃんの声が重なった。


急に男の人の声?


誰だろう?


そう思って、声のした右斜め上を見ると、
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