Rhapsody in Love 〜二人の休日〜
「確かに……、先生には手取り足取り、キスの仕方とかエッチの仕方とか教えてもらいましたしね」
「……!!」
またみのりの顔が、湯気が立ち上がらんばかりに真っ赤になった。こんな冗談に、耳まで赤くして反応してくれるのが、本当に可愛い。
その感情を隠し切れず、遼太郎の唇はほころんでしまう。
「もう!!からかってるんでしょう?そんな言い方したら、私が生徒に手を出す淫乱教師みたいじゃない!」
ムキになるみのりがますます可愛くて、遼太郎はもっといじってみたくなる。
「先生が淫乱教師でも、俺は好きですけど?」
遼太郎のこの言葉にみのりはもう言葉が返せず、赤くなった顔を両手で覆って、恥ずかしさが通り過ぎていくのを耐えた。
「早く学校行こ!!」
付き合ってられないとばかりに、みのりが背を向けて服を着始めると、遼太郎もからかいすぎたとばかりに肩をすくめる。
みのりが身なりを整えて、ほんのり化粧をして、いつも学校で見ていた〝仲松先生〟になっていく。そうやって変わっていくみのりを、ただじっと側で見ていた遼太郎が、言葉を投げかける。
「俊次には、手取り足取り教えないでください。先生のこと、好きになったら困るし」