Rhapsody in Love 〜二人の休日〜
「……さっき私が遼ちゃんのこと『かわいい』って言ったから、お返ししてるんでしょ?」
みのりは赤くなった顔をごまかすように、そう言って切り返した。
「まあ、それもありますけど、ホントのことです。服を着てる普段の可愛い先生は誰でも知ってるけど、俺しか知ることができない先生が一番可愛いんだから、これはかなりの優越感です」
と、遼太郎がにっこりと幸せそうに笑って包み込んでくれると、みのりはこのふわふわと居心地の良いこの空間にずっと漂っていたくなる。
深く息を吸いながら遼太郎の胸に頬を付けて、再びピタッと肌と肌を触れ合わせる。遼太郎は大きく息を吐きながら、みのりの肩と背中に腕を回して懐深くに抱え込む。……しかしその次の瞬間、みのりは遼太郎の胸を押し返して、飛び起きた。
「待って!!今何時?!」
「8時になるところです」
遼太郎が視線の先にあった時計を見て答えると、みのりはさらに血相を変えた。
「ええ?!仕事、行かなきゃ!」
ベッドから飛び出し、チェストから下着を出して手早くそれを身に着けようとする。すると、遼太郎がそれに釘を刺した。