Rhapsody in Love 〜二人の休日〜
「先生、寒いけど、シャワー浴びた方が良くないですか?俺、先生の体中、ずいぶんキスしたり舐めまわしたと思うから……」
「『舐めまわした』……って、そんな言い方……」
みのりの顔がまた赤くなった。体を見下ろしてみると、遼太郎の愛撫の痕跡が赤い斑点となって至る所に残っている。
「それじゃ……、しょうがないから1時間年休取ることにする」
シャワーを浴びてると始業時刻には間に合わない。ため息をつきながらみのりがそう言うと、遼太郎はベッドの中からいたずらっ子みたいな顔になって言った。
「それじゃ、もう1回。できますよね?」
と、みのりに向かって両手を広げる。遼太郎の彫刻のように美しい胸筋と見事に割れた腹筋……。みのりは一瞬、その中に飛び込んでいきたい衝動にかられたが、それを振り切るように、
「もう!!」
と叫んで、浴室へと逃げ込んだ。
シャワーのお湯を頭から被ってから気が付く。膝ががくがくして、腰がふらふらして、自分の体ではないみたいに制御ができない。
——結局、何回した?……8回?9回?……覚えてないけど……。