極上イケメンと溺甘同居。 〜何もかも失った私が、イケメン建築士に毎日愛された結果。〜
それから、私たちはこの同居生活にあたり緩くだけどを決めることにした。家事は当番制にすることや、お金は自分で基本管理する。光熱費は梶原さんが出してくれることになり食費や生活用品などは二人でなくなった時にお金を出すという形にした。それと、浮気だけはしないこと。これ大事! 私がこうなってしまったきっかけだし、お互い不快な思いをすることはしないことも追加された。
「……これくらいですね、後は、名前で呼び合いませんか? うまくいけば結婚するのだし、苗字呼びは他人行儀な感じなので。俺のことは、優澄と」
「そうですね、じゃあ……優澄、さんとお呼びします。私のことは暖乃と呼んでください」
「わかりました。暖乃さん、と呼ばせていただきます。可愛らしいお名前ですね。では、何か質問などありますか?」
私が大丈夫です、と首を振ると「一つ、俺からいいですか?」と梶原さんが手を挙げた。
「なんでしょう?」
「暖乃さんにお願いがあるのですが……俺と、毎日してほしい」
「……っえ」
「急に言われてチンプンカンプンなのはわかる。キスもしていない婚姻前の男女なのだが、体の相性は大切だと思う。もし、結婚後相性が悪くレスになったら夫婦仲が悪くなると聞いたことがある。現状は、恋愛感情がない俺らだ。即離婚になってしまうだろう? だから、したい。できたら今夜からでも始めよう」
そんなことを言い出した彼の圧によって、私は流されるままに頷いてしまった。