悪役令嬢は友人の恋の行方が気になる
ただ『信じて』と書いているだけで、具体的なことは何も伝えていない。王太子に口止めされているので仕方ないが、マリアに疑惑をもたれるのだけは避けたかった。
ステファニーが王宮に通うのもマリアに本当の事を言えないのも王太子のせいである。
「あの、クソ王子。イケメンだからって何しても許されるわけじゃないんだからね!」
机に向かいながら、思わず口に出してしまった。
「イケメン?ステファニー嬢の言う言葉は、時々難しいね。」
前世で使っていた言葉を使っていると、今日も控えている近衛騎士に笑われる。
最近ではこの騎士と一緒の事が多いので、すっかりステファニーの性格を知られている。侯爵令嬢らしくないところも見られているし執筆中の姿も見られている。おかげで彼に対しての遠慮は皆無に等しい。
「見た目がいい男、って事よ。あなたもイケメンの部類に入るわよ。王太子ほどではないけれど。」
「それは褒めてくれているのかな。嬉しいね。」
ステファニーの言葉を素直に受け取る彼は、無邪気に笑っていた。
ステファニーが王宮に通うのもマリアに本当の事を言えないのも王太子のせいである。
「あの、クソ王子。イケメンだからって何しても許されるわけじゃないんだからね!」
机に向かいながら、思わず口に出してしまった。
「イケメン?ステファニー嬢の言う言葉は、時々難しいね。」
前世で使っていた言葉を使っていると、今日も控えている近衛騎士に笑われる。
最近ではこの騎士と一緒の事が多いので、すっかりステファニーの性格を知られている。侯爵令嬢らしくないところも見られているし執筆中の姿も見られている。おかげで彼に対しての遠慮は皆無に等しい。
「見た目がいい男、って事よ。あなたもイケメンの部類に入るわよ。王太子ほどではないけれど。」
「それは褒めてくれているのかな。嬉しいね。」
ステファニーの言葉を素直に受け取る彼は、無邪気に笑っていた。