イケメンドクター今世も梅香の君にめぐりあいて再び愛す
里香子も赤くなって顔を手で覆っている。可愛いな、里香子。
前から可愛かったけど、今日さらに綺麗になったって思ったのはそういうことだったんだね。
「紫。ごめんね。私、紫が大切にしている彰とお付き合いすること、実はすごく悩んだんだ。応援してくれる?これからも友達でいてくれる?」
紫は頷いた。
「もちろんだよ、里香子。あきちゃんなら安心だし、里香子は私の自慢の友達だよ。そうかー。それならいずれ結婚したら河田病院へ行くの?あきちゃん」
「紫、まだ先のことはわかんないよ。付き合いだしてまだ一ヶ月しか経ってないんだ。しかもお互い忙しくてあんまり会えないしさ。里香子のお兄さんが応援してくれてるから院長夫妻にも外泊とか理解してもらえそうだよ。まあ、同棲するなら結婚した方がいいとは思ってる」