イケメンドクター今世も梅香の君にめぐりあいて再び愛す
 
 ピンポーン、ピンポーン♪

 何度もベルがなっていたが、紫は足が痛くて立ち上がれなかった。熱もあり、放っておく。
 ドンドン。今度はドアを叩く音。

 「おい、紫。大丈夫か?」
 
 先生の声だ。紫は思ったが起きられない。
 
 「紫、大丈夫なのか?」
 
 「足が痛いの」
 
 紫は大きな声で答えた。
 すると、光琉が答える。
 
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