危険な彼に焦がれて


優雅さんは気にしなくていいって言うけど。


そういうわけにもいかないでしょ。


でも、それを言ったらまた堂々巡りになりそうな気がするし……


「珠那ちゃん、諦めて優雅に払ってもらいなよ!優雅は父親の輝悠と同じく1度こうと決めたらなかなか曲げない性格だからさー?」


「……はぁ。分かりました。これ以上同じやりとりが続くのは嫌なので、払ってもらうことにします」


「うんうん、それがいいよー!じゃあ、2人ともいってらっしゃい!」


こうして、優雅さんと私の2人で買い物に行くことが決まってしまった。        





「これとか似合うね」


「それはどうも」


正直服とかどれでもいいから適当に選んでいたけど、途中から優雅さんが私の服を選び出した。


似合うとか言って。


今は白いワンピースを手に持っている。


私には似合わないと思うけど。

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