危険な彼に焦がれて
「さっきもだけど、絶対信じてないよね?本当だよ。実際、珠那ちゃんどれも似合ってたから」


「本気で思ってるなら、眼科に行った方がいいんじゃない?」


「ほんと珠那ちゃんってはっきり言うね」


「それが私だから」


元々私はそういう性格だ。


さすがに初対面の人とか慣れていない人には言わないけど。


優雅さんには言えてしまう。


ほとんど初対面も同然のはずなんだけど、優雅さんには言いやすい雰囲気があるのかもしれない。


優雅さんは嫌だろうけど。   

   
「うん、そこが珠那ちゃんの素敵なところだよね」


「は?」


意味不明なことを言う優雅さん。


素敵……?


どう考えても、素敵じゃないと思うんだけど。


「優雅さんって変わってる」


「そう?一応変わってるとは言われたことないけどね」


何が面白いのか、優雅さんはクスリと笑っていた。

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