感想ノート

  • お言葉に甘えてまた分けてしまいました。

    景秀が朱花ちゃんのことを知っている、聞いたことがあるという状況を想像してみたら小雪ちゃんに真っ直ぐできっとそんなに気にとめていなかったのかな……?それはそれで良いな……。

    イメージソング早速聴きました!
    どちらも、物凄く良かった……。一番の宝物は私も聞いたことがありました!理人さんの中の朱花ちゃんはあんなふうな考えを持っていて、みんなを思っていて、これから先もそんな思いを抱いていくのだと思うと喉の奥が締まる感じがしました。あえてここで歌詞は出しませんが、あの少し幼い感じの中にある少し大人な考え方が、まさに朱花ちゃん。語り継ぐことは聞いたすぐの頃は皆の色んな人からの目線なのかなと思っていたのですが、尚晴の目線だと思うと、また見方が変わってきますね。

    わさび京 2023/07/09 21:54

    確かに沖田と早乃助は似ているし、理人も似たタイプだなと思います。
    ただ、沖田が梓へと抱いた気持ちと、早乃助が朱花へと抱いた気持ちは、ある意味で正反対ということです。愛という面では同じかもしれませんが、単純に、シンプルに、言葉では表現できない部分を理人としては伝えたかった、それだけです。

    そして斎藤さんを早乃助と絡ませたのも、もちろんそういうことです。斎藤一は生きる、だからこそ早乃助との約束にもなった。なにより見廻組と新撰組、そこの溝も繋ぐシーンになったんじゃなかなと。最初から決めていました。

    ちなみに京ちゃんリクエストの斎藤さんのお嫁さん編。……たぶんね京ちゃん、斎藤一という人はサブだからこそ生きるキャラクターなんじゃないかと思うんだ。メインにしてしまうと、彼を通してなにを伝えたいのかって部分が理人の中になかなか思い浮かばなくて。
    だからこそ浅葱色の番外編でも、チラッと登場させて爆弾発言だけを置いていく。あとは読者様の想像に任せる。彼の場合はそうすることで出来上がっていくキャラクターだと思うんです理人は。
    だからこそ、かっこいい。なので斎藤さんメインは……書かない、かな…。すまねえ()

    ただそれほど強く気になってくださるキャラクターにできたことは、理人としてはめちゃくちゃ嬉しいです。ありがとう。

    長くなってしまってごめんなさい。
    引き続き、よろしくお願いします✨


    理人

    作者からの返信 2023/07/10 00:18

  • 見廻組にとって朱花ちゃんは風みたいな女の子だと思いました。この子が通るだけで、周りの空気が変わって、時にはその人の根元まで見せてくれて、そしてみんなに色々なものをもたらす。それが修羅場なのか、はたまた新しい感情なのか。それは色々あるけれど、やっぱりとても大きな存在であるということ……。
    なんというかそういう意味では、「時には風になって、花になって」とも通ずるものがありますね。

    それから早之助の最後、最初に傷を負った時は俺はただあいつらを守っただけで、勝敗なんて関係ないってそう思ってると思っていたんです。でも斎藤さんが来てから、悔しいとその口から言葉が放たれて、敗者になることが悔しいのか、勝敗なんて関係なくここで息絶えてしまうことが悔しいのか、どちらにせよ悔しいと思ってくれたことが私にとって嬉しいことで、きっと彼の母にとっても嬉しいことなのではないかと思いました。もちろん、自分の誠を貫いたという点で悔しいなんて思わなかった方が嬉しかったかなと思うところもありますが……。
    彼が愛を自覚したこと、初めての女の子への贈り物だったことを知れたこと、見廻組に居たいと思うようになったこと、そこへ帰らなきゃと思うようになったこと、とても嬉しい章です。
    あと実は、早之助って沖田さんに似てますよね、ちょっとだけ。前々から勝手に重ねてみていたんですが、理人さんの言うように鯉の池の前でのシーンでもかなり重なりました。

    そしてここで生きろよと言われて本当に生きる斎藤さん。熱い。ここにきてやっとリクエストというかちょっと期待してしまう所がありまして、斎藤さんのお嫁さん編というか、詳細とてつもなく気になるんです……。理人さんが思い描いた斎藤さん編なら絶対に私好きなんですもう断言出来る。ただ無理に書いて欲しいわけでは無いのであまり気にしないでください🤣

    わさび京 2023/07/09 21:53

    そうですねえ。この作品、というより、物語って結局は読者様それぞれの視点があって、感じ方捉え方があって、作者だからと言って「そうじゃないぜ」って言うのも不正解だと理人は思っているんです。
    なので京ちゃんが感じたように見てくださればなと思います。

    桂早乃助という男。最後、「悔しい」とこぼした意味。これもそれぞれが感じるように受け取ることが正しいんじゃないかと。死ぬことに対する悔しい、負けることに対する悔しい、彼は変わっていく世の中に対して恐怖を感じていた人間ですので、そこに対する悔しいもあったかもしれない。
    斎藤一というライバルのような存在に看取られる悔しさも。

    ただここで理人が「これだけは」と言っておきたい点が2つだけあって、1つは本当の本当に最後、「佐々木さんのところに行かなくちゃ」「母さんのところに」と言いながら息を引き取ったと思います。
    このシーン、伝わるかな…と皆様への期待を込めています。このセリフを言っているとき、すでに彼は半分は意識が無かったと思います。それ前までは、自分の最後がこの形で誇らしげで、満足だと言っている感じでしたが、最期の最後で「まだ生きたい」と無意識に思っているシーンが、このセリフなんです。

    理人はもう、なんか、泣きながら書いていました。無意識が本心だと、理人は他作品でも表現していたと思います。もちろんそれまでの彼の思想も本当でしょうけど、最後に母親を思い浮かべる。これがもう彼も普通の青年なんだなと、言葉で表現するのが難しいですが、理人は自分自身で書いてて、ただただ苦しかったです。
    なにか少しのニュアンスだけでも伝わっていたら嬉しい。

    そしてもう1つは、桂が朱花に対して抱く気持ちに関してです。草履を渡した行動を、「朱花のことを女の子として見ているから、女の子に贈り物をあげたい男」として見てやって欲しくないんですね理人としては。そんな軽いものじゃないって言い方もあれですけど、“恋”にして欲しくなくて。
    尚晴どうこうと言うより、早乃助という人間の、もっと大きな愛なんです。だから彼自身もそこはきちんと否定したんだと思います。

    もし京ちゃんやその他の読者様のなかでの期待を裏切るような説明になってしまったなら、本当に申し訳ないです。

    2枚目いきます。

    作者からの返信 2023/07/10 00:18

  • 沖田さんもここに来るのか、話してくれてありがとう朱花ちゃんと。
    本人たち同士にとってはきっとすごく大きな出来事ではなかったのでしょうが、一言二言話すだけでも、何故か報われた気がするんですよね。そこで一読者である私がこの人は報われたって決めつけるのは失礼な気がするんですが、不思議だなぁ。でも人と人の繋がりが暖かいってことかな。

    書くことがいっぱいあります。大変だ。
    毎度毎度まとまらない感想で読み解いて頂いて申し訳ないです。足りない分はまた私の分野で伝えられたらなと思います。

    それからちょっと疑問なのですが、もしかしたら景秀と朱花ちゃんはどこかで会ってたり……しないか。なんとなく思っただけなんですけど、なんか名前だけふわっと聞いてたりするのかもな、なんて。

    次々拾われていく伏線とセリフが苦しくもありだからこそ楽しみです。
    わくわく待機中です。

    また感想わかれてしまいました💦次回から千字以内に収める努力をしたいと思います。

    わさび京 2023/07/08 21:56

    いいんです。全然問題ありません。まとまらなくて大丈夫だよ京ちゃん。ただ感じたことを書きなぐってくれるだけで、理人としては嬉しいです。

    今回は一見すると、朱花と尚晴を離脱させることができて、戦から離れさせることができて安心する形に見えたかもですが、実際はそうではないんですよね。
    もうこれしかなかった、最終手段を下すしかなかった、あとは託すしかなかった。それが負けている旧幕府軍側の現実だと考えると、やるせなさのほうが理人は大きかったです。新撰組、見廻組も揃っていても無理なのかと。

    沖田と朱花にも接点ができましたね。浅葱色sideで見ると、沖田はきっと朱花にあの子を重ねて見ているんじゃないかなと。梓に「僕と一緒に来る?」なんて言ったのも、この大坂城の鯉がいる池の前ですからね。いろんな部分で思い出すんじゃないかな。

    只三郎の言葉、早乃助の言葉、その意味。今回の節で全部を解き明かします。そして彼らのすべてを書き上げたいと思います。理人があえて説明しなかった部分や、あえて表現しなかった部分には、そうしない意味をちゃんと持って執筆しておりますので、そこも深く見てくれたらなと。

    そして景秀と朱花の接点についてですが、実はこちらはもう理人のなかで決まっています。朱花が徳川から出た頃にはすでに景秀は徳川を出て、小雪とも別れたあとですので、朱花は彼の認識はしていません。が、景秀はしているんじゃないでしょうか。

    そしてもし、万が一、この作品が完結して続編を書く機会があったなら、それこそ理人はきっと朱花という女の子の正体を解明してゆく物語を書くと思いますので、そこで景秀は徳川家の重要参考人として登場するでしょうね。

    ……という、ストーリーだけは思い浮かんでいます。ただ、この物語の続きは書かない可能性のほうが大きいです。今回は本編完結だと思います。それで十分なくらい、詰め込むつもりです。

    ちなみに今回のイメージソングである『元ちとせ/語り継ぐこと』は尚晴sideとして置いていますが、ぜひ『Lia/一番の宝物』という曲をセットで聴いてみてください。こちらは朱花sideとして理人の作業用BGMに使用させていただいております。


    次の更新、確実に泣かせます。


    理人

    作者からの返信 2023/07/08 22:56

  • 今回の感想はちょっと、私のこの足りない言葉じゃ伝えきれないと思いました。それだけ多くのものを拾いました。あったかいな。ほんと、話の中じゃ真冬なのに、寒いなんて思わなかったんです。1ミリも。川に落ちた時も、ずっと。

    ねえ、私の目に良くないです。
    「風邪はもう治ったかい?」
    目が熱いですし喉の奥も苦しくなって、あぁもう、ここでそれは最高です。
    そしてそれに応える朱花ちゃん。強くなったし、只三郎は冷たく優しくあったかくなった。早之助はずっと朱花ちゃんに振り回されてくれて、それも悪くないなんてきっと思うようになってただろうし。
    君が望めば私たちはどこへだって行くって、もうこれは早之助や尚晴並の激重感情だし、もしその言葉を言った時の考え方が浅葱色の約束と同じだったとしたら、約束のなかで確かにここに生きているってことで、望めばいつでもってことはつまりお前の中に生きてるんだって思えて。髪の毛一緒に切ってくれちゃう只三郎も好きだし、関係性は良くなかったけど、真摯に人に向き合える人で、不器用では無いけど器用なのかなどうなんだろう。私にはまだまだ不思議で深く掘り下げたい人物です。
    只三郎……早之助……その時が来るのはやっぱり突然で必然……。今更になって人物像を調べましたが、史実の只三郎も格好の良い漢だぜ……。早之助は全然出てこなくて悲しかった。
    でもやっぱり早之助は狡いやつだ、分かってた、お前がかっこいいことなんてずっと前からわかってたよ……。最高だよ。

    わさび京 2023/07/08 21:55

  • ああ😭😭
    表紙の台詞は彼のものだったのですね……😭気づいた瞬間、感動の鳥肌と涙が止まりませんでした。てっきり尚晴の台詞とばかり思っていたので…。
    朱花ちゃんに感情が芽生えていって確実に成長している。それは見廻組のあたたかさがあってこそなんだなと。同じ時代に梓ちゃんも小雪ちゃんも朱花ちゃんも、みんなが愛を受けながら生きているんだと思うと、本当に嬉しくて…。

    今までの時代ものの中でダントツに苦しいです。途中で読むのを止めてしまいそうになるくらいめちゃめちゃ苦しくて、とくに坂本龍馬さん暗殺や切腹のシーンは心苦しかったです。

    物語も終盤、見廻組から抜けた二人がどんな結末を迎えるのか。
    私最近、もう一度最初から読み返しているのですが、はじめの朱花ちゃんはこんなにも世界を知らなかったんだと驚きました。確実に成長しているのがわかります。佐々木さんや早之助の人としての強さが響いて、もう涙腺がおかしなことになってます。

    最後まで一緒に駆け抜けたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

    追記
    めっっっっちゃ久しぶりな気がする…!
    長らくお待たせしましたっ!!!(待っててほしい)

    如月🍀

    如月深紅 2023/07/07 21:03

    追い出すしかないっていうのも辛い選択ですよね。あとはもう尚晴に任せるしかないからこそ、只三郎が震える声で届けた最後のセリフ。「生き抜け、生き抜け」って、理人もここはすごくいろんな視点から考えて苦しかったです。

    坂本龍馬暗殺シーンも、理人らしさを取り入れつつ、できる限り忠実に表現致しました。シャモ鍋だったり、最初は酔っぱらっていて理解していない本人だったり、小さな場面ひとつひとつを不気味に、かつ無様で、その時代らしさもあり、なんとも言えない気持ちにさせたくて。

    切腹シーンも、武士というものはそこまで堅苦しくなくちゃ駄目なのか?と読者様が思ってしまうほどのシーンにしたくて。けれど実際は、そこまで堅苦しかったらしいですね。それが武士なんだと。

    朱花は最初は裸で外を平気で出歩いてしまう女の子でしたからね。一人称も俺やら僕やら、言葉の使い方も賭けのように使い、本当にとんでもない子だったと思います。ただ、やっぱり成長している。それは見廻組が教えたというよりは、彼女が自分の目で見て体験し、実感したことが本物になっているとも思うので、今後の朱花の動きだったりセリフだったりに注目してやってください。
    彼女を見ていて「…人間らしいな」と感じてくださったなら、理人の策略通りです。

    次の更新からはもっと苦しいシーンになります。ただもう、彼らの生き様であり人生を書ききるつもりで本領発揮です。
    浅葱色シリーズを執筆していた当初と比べると、理人自身も成長を自分で感じられて嬉しいところもあります。

    こちらこそ最後まで理人と一緒に駆け抜けてやってください。頼むぞ如月ちゃん。


    追伸
    待ってたに決まってんだろ。おせえよ(((


    理人

    作者からの返信 2023/07/07 22:06

  • 今回の更新大好きです。
    新選組が出てきたことも、彼らが見廻組に先に行けと言ったことも、あぁ土方さんだなあと思いつつ、そういえばこの頃にはもう土方さんや新選組にとって梓ちゃんは相当大きな存在だったんだということを外からの視点で実感できたのも。
    そして、私いつも冷静だったり、静かだったりおちゃらけていたり、普段と違う様子で誰かが怒鳴るシーン大好きなんですけど、今回はそれが沢山あって大満足です。佐々木さんも然り、早之助も当然撃ち抜かれました。すぐにパッと切り替える所、頭の中でアニメみたいに再生されたようでした。

    理人さんの時代物では京は、その人物達の全盛期のような所がやっぱり好きなんですけど、でも一番好きなのは衰えていくその過程の辛い辛い苦しいシーンで、今までの全てをその人が全力で見て、聞いて感じで過ごして来たからこそ溢れて零れるようなその人物の言葉なんですよね。むしろそこを読むために京もこの作品を生きるような感覚で見ている感じがします。
    ちょっと落ち着いて考えるとつまり全部が好きってことになるんですけど、でも辛い苦しい悲しいシーンだからこそのその人の根っこが見えるシーンがやっぱり大好きです。正直この先読むのも辛いシーンがまだ多くあると思いますが、同じだけ、もしくはそれ以上に楽しみにしています。
    皆の根っこが見れるといいな👀

    わさび京 2023/07/06 20:48

    そうなんですよね。わりとセリフひとつひとつに浅葱色シリーズのことを絡ませているので、深く読んで欲しいなと思います✨

    とうとう朱花を狙ってくる人物たちが来て、プラスそこに戦の世が交差していく。全員がそれぞれ生き急いでいるだろうし、目に見えない焦りや不安を感じているはずで。それでも朱花を守ることが、彼らにとっての唯一にもなるんじゃないかなと。

    ここからですね。本当に、ここから階段のように崩れていきます。そして彼らは「敗者なのか」ということですよね。歴史通りとして見れば、幕府側である見廻組は敗者です。ただ、今回の「勝利」とは、どんな意味を持っているのかという部分です。
    そこを深く描いていきます。それぞれが抱える思いも、託していく思いも、過ぎゆく時間の残酷さ、戦のやるせなさ、別れ、すべてを詰め込みたいと思っています。

    ちなみに今回の物語で理人の推しは断トツで只三郎です。彼には彼にしかない非道さと温かさがあると思っていて、今回の更新でそれが強く出せたんじゃないかなと。

    ということで、また✨


    理人

    作者からの返信 2023/07/07 14:28

  • いつかまた会えるって最後そこで尚晴が言うのがすごくしんどい。

    いやいやいやもう本当に、はあ、理人さんよく分かってる〜〜〜〜(何様)
    脳内が土砂崩れみたいになった感想でそのまま書きます。
    早之助、好きです。枝豆も取り消しちゃってさ、じゃあなんだよってね。結局枝豆なんかーい。というか下駄?草履の良い奴。買ってあげちゃって、そんなこと言うのももうなんか全部ずるいし、でも早之助からすればきっと朱花ちゃんじゃなくて自分の為にやったと思ってるんじゃないかなと思うと本当にしんどいです。幸せ。こんなにも作品の関係性を裏切りたくなったのは初めてかもしれません。でもやっぱり早之助はこうじゃないとここまでキャラを好きにならなかったし、こうだからこそ良いんだって分かるんですよね。あーーーーー!!!(腹から出す声)あと仕返しは絶対しちゃいけないんですーってあの軽く言った感じ、絶対私が好きなんですここのシーン。後々も響くかもしれないとか考えたらもっと涙腺が緩みます。

    うわはーーーー!!!分かっちゃうの朱花ちゃん!成長もそうだしもうなんて言うか、なんて言うんでしょう?平助のこと分かってしまったことが分かってしまってしんどかったのも事実、でも分かるようになったのが少し嬉しいのもあります。そして「浅葱色の約束」ですね。まさかしっかり言葉で全部出てくると思わずひとりでに声が出ました。形容し難い声でした。おそらく人では無いなにかだったと……。
    久しぶりに感想ノートで感情爆発した気がします。いつもですかね。

    脳内声優配役分かりみ強いです。異論なんてねえ。ちなみに私の中では今井さんは小林○雄さん声です。

    最後まで任しとけ。

    わさび京 2023/07/04 23:09

    そーー、ですねえ……。理人も書いててめちゃくちゃしんどかったです。ああやっと来たなって感じで、時代ものの真骨頂と言えば真骨頂なんですが、でもこれもまだまだ序の口ですね。

    ただ龍馬暗殺のシーンは、ある意味で理人がいちばん個人的に好きなシーン(好き、というのもおかしいかもですが)です。龍馬の優しさだったり、尚晴の葛藤だったり、龍馬も龍馬で尚晴に何かを懸けたんじゃないかなって理人は思うんですよね。

    早乃助は、本当に早乃助だなと。龍馬を庇ってしまった尚晴に対して「退け」と怒鳴ったシーンも格好いいですし、そのあと朱花を連れて散歩に行ったシーンも、桂早乃助という人間の言葉では表現できない何かを伝えれていましたら嬉しいです。

    そして「浅葱色の約束」。前作の彼らも登場するからこそ、朱花に言わせたくて。「私じゃ叶えられなかったなあ…」というセリフも、じゃあそちらを叶えるのは誰かって話ですよね。そしたらそりゃもう、新撰組のほうに居るだろうあの子しかいませんね。っていう、少しだけリンクさせたかったシーンでした。

    これからもっと苦しいとは思いますが、彼らの生き様を見届けてやってください。


    理人

    作者からの返信 2023/07/05 18:21

  • はい。今回の早之助も好きです。自腹で声優さんとか雇って声当ててもらって聞きたいくらい。でも正直脳内ではみんなもう喋ってます。京の脳内ではもう再生されています。みんな良い声(再生中)……。特にたださぶろ。

    朱花ちゃんを挟むといざこざも半減する見廻組と新選組。朱花パワーすごい。
    次は平助に買ってもらったの持っていこうって決めたのにそれが最後になるの悲しいですね。でもそうか、そうだよな……。御陵衛士に移ったってもうそんな時期なのか……。
    龍馬さんも、ついに。尚晴のここまで弱った姿を見て、溢れた言葉を聞いて、朱花ちゃんが初めて(かな?)見せた母性というのか、そのようなものに言葉が出てこないです。それに龍馬さんはきっと恨まないし、この世に居なくなった今でも、己の志を何一つ諦めてないんじゃないように思いました。その瞬間を朱花ちゃんは見ていないけど、これから長い時を生きる中で、或いはその長い寿命の終わりに、龍馬さんのとった行動も、全てを理解するのかな。
    それに朱花ちゃんが涙を「見せてくれた」
    って言ってるのがもう、成長したなぁと。

    どんどん時代の渦に飲まれていく所を、少しの日常を織りまぜながら命を吹き込んでいくのが理人さんの作品って感じです。そういう所が残酷で鋭く悲しく、だからこそ温かく人の根を露わにして行く。なんというか心を少しづつ削りながらも埋めていくような……。理人さんの時代物を読む醍醐味ですね。さあまだまだここからだって感じです!!

    わさび京 2023/06/29 14:09

    脳内声優すっっげえ分かりすぎて、只三郎はもうこれほんとごめんやけど森○智之さんで早乃助は爽やかボイスな日○聡さんなんだ理人のなかでは。異論があっても聞かねえ()

    だんだん苦しいですね。理人も書いてて「とうとうか…」ってなってます。が、時代ものはここがメインでもありますので、苦しいですけど時代ものにしかない栄養的なものを味わいたいと思ってます。

    次の更新で尚晴に何があったのか、いちばん今作品で理人が皆様に伝えたいシーンになります。裏主人公でもある坂本龍馬、彼の思想をいろんな観点から考え、考察し、受け入れて欲しいですね。
    そして何より「浅葱の約束」という節タイトル。ええ、そのとおり、向こうの作品ともリンクさせた節にしたいと思っていますので、なんというか全身全霊で感じてください。朱花のセリフひとつひとつに心を込めます。

    どんなに苦しくてもやっぱりキャラクターたちは生きていて生活していくので、苦しいなかでもクスッとなる場面もあると思うんです。だけどそれは今までとまったく同じではないだろうし、読者様もそう感じるはず。そこが時代ものの生き急いでいる感覚なんでしょうね。

    まだまだこれから。最後まで頼むぞ京ちゃん。


    理人

    作者からの返信 2023/06/29 22:41

  • りひ先生、お久しぶり大根です。(水餃子美味しかったです)
    マジで、やっと来れたんだぜですぜ!

    遂に来てしまった、最終章。私、猫菜はこの先が怖いです。
    ただただ、朱花ちゃんが無邪気に笑ってるのだけが癒しです。そうじゃなきゃ私、泣いてますよ。最後まで読んでいくのが怖いですもん。
    というか最近、桂早乃助(字合ってるかな?)という男が結構好きになりました。前に確か、朱花ちゃんが尚晴さんとこから桂のとこに寝るの変更した時に、何かヤバいやつ見つけたシーンありましたですよね?あれ、不覚にもちょっと笑っちゃいました。
    時代物なのでどんなものかまだいまいち分かっていないのが本音ですが、りひ先生のはとっても読みやすくいっつもすぐに読んじゃいます。えぇ、ここで切る!?みたいな。
    りひ先生節が程よく……と言いますか、これまで結構りひ先生節が効いてて美味しかったんですよね……。(?)

    歴史の授業で習ったものとかがたっくさん出てきて、多分これで復習してるみたいになってます。坂本龍馬パイセンも最近テストに出ましたし。後は、薩長同盟とかも習ってたんで薩摩藩とか出てきた時は一瞬ビビりました。(笑)
    正直、この先がどうなるのかが分からな過ぎて怖いです。へーすけ、マジでやめてくれ。
    へーすけも好きなんで、マウスカーソルがプルプル震えそうです。
    表紙に残酷描写や流血表現があると記載されていたので、ある程度の覚悟はしてました。でもいざ読むと、やっぱ怖くて……それでも、読んだからには最後まで読み進めたいと思います。
    今後がどうなるか、楽しみでもあり恐怖でもあるのです。
    りひ先生、お体にはお気をつけてお過ごしください。猫菜はりひ先生をいつでもどこでも、どこまでも応援しております。
    長文、失礼しました。

    猫菜こん 2023/06/28 15:17

    ねっこなちゃん!お久しぶりだーー✨
    (水餃子まじで食べてくれてて感謝より先に笑いがきました😳)

    とうとうですね最終章。今までがかなりわちゃわちゃ多めだったぶん、ガラリと変わった物語になるんじゃないかなと。それぞれのキャラクターひとりひとりの生き様といいますか、この時代に生きる男たちを必見ですね。

    理人も正直、怖いです。怖いというより苦しいほうが正しいかもな…って感覚です。ただやっぱり理人の時代もの、苦しいシーンは必要不可欠なんですね。そこがあるからこそ、じゃあその先に何が残るのかって部分がいちばん伝えたいことです。きっととてつもなく言葉で表せないものが読者様の心に届くと思いますし、届けますそれだけは確実に。

    歴史の授業のお復習、やったね良い勉強だネ()
    今回はかなり歴史に忠実なぶん、そのぶんリアリティーがもっと深まるんじゃないかなと。坂本龍馬、薩長同盟、大政奉還、幕末に起きた大きな出来事をすべて詰め込んでおります。

    理人節を感じつつ、ふざけてばっかじゃないんだぜってところの理人を知ってくだされば嬉しいです💫

    確かに理人の時代ものは容赦しないので怖さはあるかもしれませんが、本当にこれだけは約束します。読んで後悔だけはさせません。むしろ何か新しいものに気づかせます。怖いかもしれないけれど、理人と一緒に駆け抜けろください。
    残酷なシーン、描写、なぜ救えなかったのか、たくさんの感情が揺さぶられるかと思いますが、とりあえず理人を信じて最後までキャラクターたちの人生を見届けてやってくださると嬉しいです。

    猫菜ちゃんも身体に気をつけてね。暑くなってきたから水分補給しっかり!理人は余裕で溶けてます(戻れ)
    いつも感想、本当にありがとう✨


    理人

    作者からの返信 2023/06/28 20:39

  • 俺の俺がァァァーーー!!!!なんてこった!!!🤣🤣🤣🤣
    いやあ、この頃にはそんな風習は無かったかもしれないけど、実家でおっぱじめようとしちまう尚晴も良い……。

    理人さんの時代物の、転換点というか、進展する時の未来を切り取るような文章は、一瞬で悟らせる様なものがあってその数ページで泣かされることがあります。
    これからを予感して既に目がぼやけていますが、それすらも楽しみに続きを待ちたいと思います。

    わさび京 2023/06/24 13:10

    俺の俺は無事に朱花に蹴られたな😇😇
    朱花のまっっったく意味が分かっていない質問に一喜一憂する尚晴、理人はとてつもなく好きですね(笑)
    ただ朱花もそんなふうに見えて、わりとじわじわとゆっくり年相応な気持ちが芽生えてると思うんで、頑張れ尚晴()

    いよいよ最終章突入します。ガラリと変わりつつ、変わらない見廻組も上手く織り交ぜながら表現していきたいと思ってます。
    ただ、苦しいです。でもこれがあってこそ理人の時代ものなので、格好よく書き上げます💫
    お楽しみに。


    理人

    作者からの返信 2023/06/24 20:28

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