見つけたダイヤは最後の恋~溺愛は永遠の恋人だけ~
ん…朝か……

俺の胸にくっつくように乃愛が穏やかな寝息をたてて眠ってる。

これ、マジで幸せ……

過去に女との寝起きなんて何とも思ったことねぇのに、こうして乃愛を見たり体温を感じてるとすげぇ幸せになるんだよな。

んで、寝起きのぼけぼけした乃愛もたまらなく可愛くて…早くそれが見たかったりもする。

起こそうか……
まだこのまま見ていようか……
うーん…

それに悩むとか。
俺、こんな男じゃなかったんだけど。


…すると、乃愛が「ん…」と吐息のように呟いた。

目、覚ますかな。
「乃愛、おはよ」

「んー…伊織……おはよ…」
目を閉じたまま返事してる。

「乃愛、俺のこと、好き?」
「んー…大好き…」

「キスしたい?」
「んー…したい…」


…たまんねぇ。


ちゅ…
「おはよ」

またパチッと目を開けるかな。

「んー…もっと」

え、もっと?
もっとキスしたいってことか?

…ったく…可愛いんだからもう……


だからしたよ?
乃愛が好きな、唇をはむはむしながら唇を舌で撫でて、最後に舌を絡ませるキス。

今度こそパチッて目を開けるだろうな。
って思ってたんだけど。

「…ん……おはよ、伊織」

って色気を宿した目で…おはようを言われた。

いつもは可愛いのに、たまにすっげぇ大人の女のような色気を出すんだよな…
く……生理じゃなければソッコーで抱いてた。


はぁ…たまんねぇ…

もっとキスしよ。

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