見つけたダイヤは最後の恋~溺愛は永遠の恋人だけ~
『もうこんな時間か……乃愛、そろそろホテルに行こうか』
『…そうだね。じゃあ後片付けしましょう』
『あらいいのよ、ノア。それくらいはうちでやるから』
『でもご馳走になってばかりで…』
『ノアは一緒に作ってくれたでしょう?それだけで大満足よ!それに疲れたでしょう、今日は早く休むといいわ。そしてまた明日来て、元気な顔を見せてちょうだい?』
『ノラさん…ありがとうございます。じゃあ食器を下げるだけでも』
『…ほんとにノアは働き者ね。じゃあみんなで下げちゃいましょ!』
そして俺達の実家の様に、皆で食器を下げた。
『今日は本当にありがとうございました。すごく楽しかったです』
『私もよ、ノア。明日もその可愛い顔を見せてね、待ってるから』
『ディラン、ノラ、マシュー、ありがとう。じゃあ、また明日』
『あぁ、また明日』
俺達は車に乗り込み、住宅地から街中にあるホテルへと向かった。
日も落ちてすっかり暗くなり、辺りの様子は街灯と家々の灯りに照らされたものしか見えない。
「んー…暗くてよくわかんないね。明日来る時、ちゃんとよく見てみよう。とっても素敵な町だよね。伊織はここで過ごしてたんだね」
助手席の窓の外を見る乃愛に声をかける。
「乃愛…あ「あっあのね、ノラさんと行ったスーパー、すっごい広くてびっくりしたの。品物も一つ一つが大容量だし。さすがアメリカだよね、ふふっ。迷子にならないようにくっついてなきゃって思ってたら、ノラさんがしっかりと手を繋いでくれてたの。子供みたいに危なっかしく見えたかな、私」
……今…俺、遮られたよな……
…でも今は話を合わせておこう。
「それだけ乃愛が可愛いんだろうな、ノラは。〝うちの娘にならないか〞ってたくさん言われただろ?何回言われた?」
「ふふっ、数えてないからわからないけど、うん、たくさん言われたよ。息子しかいないから、娘が欲しかったんだって。マシューの別れた奥さんは一緒に料理とかしない人だったらしくて、だから今日は余計に嬉しかったみたい」
「そっか。…乃愛は楽しかった?」
「うん。ほんとによくしてもらったし、料理を一緒に作れるなんて思ってなかったから、私も楽しかったよ」
チラっと見ると笑顔で答えてくれるけど…正面を向いていて……やっぱ俺を見ない。
俺が運転中だから気を遣ってるのかもしれないけど…
それでも普段はもう少し俺を見て話してくれてる。
「乃愛」
「…なぁに?」
…やっぱり俺を見ないか……
ふぅ………悟られずにため息をつく。
「疲れただろ?ホテルにつくまでもう少しだけど、休んでなよ」
「ん…ありがとう」
そう言うと、乃愛は静かに目を閉じた。
『…そうだね。じゃあ後片付けしましょう』
『あらいいのよ、ノア。それくらいはうちでやるから』
『でもご馳走になってばかりで…』
『ノアは一緒に作ってくれたでしょう?それだけで大満足よ!それに疲れたでしょう、今日は早く休むといいわ。そしてまた明日来て、元気な顔を見せてちょうだい?』
『ノラさん…ありがとうございます。じゃあ食器を下げるだけでも』
『…ほんとにノアは働き者ね。じゃあみんなで下げちゃいましょ!』
そして俺達の実家の様に、皆で食器を下げた。
『今日は本当にありがとうございました。すごく楽しかったです』
『私もよ、ノア。明日もその可愛い顔を見せてね、待ってるから』
『ディラン、ノラ、マシュー、ありがとう。じゃあ、また明日』
『あぁ、また明日』
俺達は車に乗り込み、住宅地から街中にあるホテルへと向かった。
日も落ちてすっかり暗くなり、辺りの様子は街灯と家々の灯りに照らされたものしか見えない。
「んー…暗くてよくわかんないね。明日来る時、ちゃんとよく見てみよう。とっても素敵な町だよね。伊織はここで過ごしてたんだね」
助手席の窓の外を見る乃愛に声をかける。
「乃愛…あ「あっあのね、ノラさんと行ったスーパー、すっごい広くてびっくりしたの。品物も一つ一つが大容量だし。さすがアメリカだよね、ふふっ。迷子にならないようにくっついてなきゃって思ってたら、ノラさんがしっかりと手を繋いでくれてたの。子供みたいに危なっかしく見えたかな、私」
……今…俺、遮られたよな……
…でも今は話を合わせておこう。
「それだけ乃愛が可愛いんだろうな、ノラは。〝うちの娘にならないか〞ってたくさん言われただろ?何回言われた?」
「ふふっ、数えてないからわからないけど、うん、たくさん言われたよ。息子しかいないから、娘が欲しかったんだって。マシューの別れた奥さんは一緒に料理とかしない人だったらしくて、だから今日は余計に嬉しかったみたい」
「そっか。…乃愛は楽しかった?」
「うん。ほんとによくしてもらったし、料理を一緒に作れるなんて思ってなかったから、私も楽しかったよ」
チラっと見ると笑顔で答えてくれるけど…正面を向いていて……やっぱ俺を見ない。
俺が運転中だから気を遣ってるのかもしれないけど…
それでも普段はもう少し俺を見て話してくれてる。
「乃愛」
「…なぁに?」
…やっぱり俺を見ないか……
ふぅ………悟られずにため息をつく。
「疲れただろ?ホテルにつくまでもう少しだけど、休んでなよ」
「ん…ありがとう」
そう言うと、乃愛は静かに目を閉じた。