見つけたダイヤは最後の恋~溺愛は永遠の恋人だけ~
『今日も天気がいいから、お昼はお庭でピザパーティーしない?大勢だから絶対楽しいわよ!』
ノラがそう提案すると、みんなが快く賛成した。
二年前にピザ窯を作って以来、ピザ作りがお気に入りらしい。
手作りピザに興味津々の乃愛は「手伝ってくるね」と、ノラにエプロン借りて早速取り掛かってる。
…なんかこうして自分から輪に入っていくのってすごいと思う。
本当に尊敬する。
乃愛は大人しくて真面目なイメージを持たれるけど、芯が強くて優しくて、結構アクティブだ。
それであの可愛さだからな?
男女問わず気に入られるのも当たり前だよな。
『本当にイオリはノアが大好きなんだな。その顔、鏡で見せてやろうか?』
マシューが呆れたような顔で言う。
『ハハハ、見なくてもわかってる。それくらい大好きなんだから、この顔になるのも仕方ないよな』
『本当にノアは幸せだね、イオリに愛されて』
『乃愛に愛されてる俺の方が幸せだよ』
諒の言ってた言葉が今では俺もすんなりと出てくる。
だって、マジでそう思うから。
『ハイハイごちそうさま。あ、それでさ…』
『ん?』
『クロエがお前達に謝りたいって』
『…何でまた急に』
『昨日の夜、クロエに会って話してきたんだ。イオリは本気でノアを愛しているし、ノアだってそうだ。だからお前が入る余地はない、ってね。まぁアイツも本気でイオリを狙っているわけじゃない。昨日はお前に会えて、嬉しさ余ってつい行き過ぎた行動になったみたいだ。それにアイツはまだ22だからな、若さゆえ突っ走ったってところか』
『…そうか。マシュー、ありがとな』
『いや、それよりノアが心配だよ。謝罪とはいえクロエと会うのは嫌だろうから』
『マシュー…お前、本気で乃愛に惚れたんじゃないか?』
『ま、それはおいといて今はクロエの謝罪の話。…で、どうする?』
『マシューは乃愛が嫌がると思うか?』
『そりゃそうだろ、愛する夫を寝取ろうとした女だぞ?』
『俺は、乃愛は会うって言うと思うよ。そういう女性だよ、乃愛は』
『いや…まさか』
『じゃあ本人に聞いてみればいい』
俺は女性達のいるキッチンへ行き、英語で乃愛を呼ぶ。
『乃愛、ちょっといいかな。ノラ、少しだけ乃愛を借りるね』
『早く返してちょうだいよ?私の娘』
『はいはい。って、何で俺が借りてんの。そもそも俺のだし』
つったらみんなに笑われた。
キッチンから離れ、二人でマシューのいる部屋へ戻り、マシューにもわかるように英語で会話する。
『乃愛、クロエが俺達に謝りたいって言ってるらしいんだけど、どうする?』
『彼女が、私達に?…私はかまわないけど…彼女は大丈夫なの?』
するとマシューが〝信じられない!〞というジェスチャーをして言う。
『ノア!君はいいの?夫を奪おうとした女に会うの!?』
『うん、取られたわけじゃないし私はかまわないけど。ただ、彼女は伊織に断られたし…私はその伊織の妻だし…彼女の方が私達に会うのが辛いというか嫌だと思うんだけど…』
更にマシューが驚いてる。
『あぁ!なんて事だ!イオリ、ノアは聖母マリアの生まれ変わりか!?何でこんな風に許せるんだ?』
『だから言っただろ?乃愛はそういう女性だって』
『…イオリがノアに溺れるのがわかる気がするよ。……それじゃあ会ってくれるのか?』
『あぁ、いいよ。クロエがそれでいいならね。乃愛もいい?…また何か言われそうになったら俺が助けるから』
『うん、いいよ。ふふっ、でももう何を言われても私は大丈夫』
乃愛……
「愛してる、乃愛」
「ん、私も愛してるよ」
見つめあいながら日本語で愛の言葉を交わすと乃愛が愛しくて、キスしようと思ったところで。
『じゃあ私、キッチンに戻るね。ピザ、楽しみにしててね。ふふっ』…パタン
と、部屋を出ていった。
あ……
俺の〝ちょっと待って〞と無意識に出た右手に漂う哀愁……
『ハハハハ、イオリのこんな姿が見られるなんて思わなかった!』
マシューが腹抱えて笑ってんだけど。
『ノアは本当にいいキャラクターだね、あぁおかしい。それじゃあクロエに伝えてくるよ。…ランチに呼んでも構わないか?』
『あぁ、いいよ。何から何まで悪いな、ありがとう』
『いや、二人の役に立てて何よりだよ』
そう笑って、マシューは隣のクロエの家に向かった。
ノラがそう提案すると、みんなが快く賛成した。
二年前にピザ窯を作って以来、ピザ作りがお気に入りらしい。
手作りピザに興味津々の乃愛は「手伝ってくるね」と、ノラにエプロン借りて早速取り掛かってる。
…なんかこうして自分から輪に入っていくのってすごいと思う。
本当に尊敬する。
乃愛は大人しくて真面目なイメージを持たれるけど、芯が強くて優しくて、結構アクティブだ。
それであの可愛さだからな?
男女問わず気に入られるのも当たり前だよな。
『本当にイオリはノアが大好きなんだな。その顔、鏡で見せてやろうか?』
マシューが呆れたような顔で言う。
『ハハハ、見なくてもわかってる。それくらい大好きなんだから、この顔になるのも仕方ないよな』
『本当にノアは幸せだね、イオリに愛されて』
『乃愛に愛されてる俺の方が幸せだよ』
諒の言ってた言葉が今では俺もすんなりと出てくる。
だって、マジでそう思うから。
『ハイハイごちそうさま。あ、それでさ…』
『ん?』
『クロエがお前達に謝りたいって』
『…何でまた急に』
『昨日の夜、クロエに会って話してきたんだ。イオリは本気でノアを愛しているし、ノアだってそうだ。だからお前が入る余地はない、ってね。まぁアイツも本気でイオリを狙っているわけじゃない。昨日はお前に会えて、嬉しさ余ってつい行き過ぎた行動になったみたいだ。それにアイツはまだ22だからな、若さゆえ突っ走ったってところか』
『…そうか。マシュー、ありがとな』
『いや、それよりノアが心配だよ。謝罪とはいえクロエと会うのは嫌だろうから』
『マシュー…お前、本気で乃愛に惚れたんじゃないか?』
『ま、それはおいといて今はクロエの謝罪の話。…で、どうする?』
『マシューは乃愛が嫌がると思うか?』
『そりゃそうだろ、愛する夫を寝取ろうとした女だぞ?』
『俺は、乃愛は会うって言うと思うよ。そういう女性だよ、乃愛は』
『いや…まさか』
『じゃあ本人に聞いてみればいい』
俺は女性達のいるキッチンへ行き、英語で乃愛を呼ぶ。
『乃愛、ちょっといいかな。ノラ、少しだけ乃愛を借りるね』
『早く返してちょうだいよ?私の娘』
『はいはい。って、何で俺が借りてんの。そもそも俺のだし』
つったらみんなに笑われた。
キッチンから離れ、二人でマシューのいる部屋へ戻り、マシューにもわかるように英語で会話する。
『乃愛、クロエが俺達に謝りたいって言ってるらしいんだけど、どうする?』
『彼女が、私達に?…私はかまわないけど…彼女は大丈夫なの?』
するとマシューが〝信じられない!〞というジェスチャーをして言う。
『ノア!君はいいの?夫を奪おうとした女に会うの!?』
『うん、取られたわけじゃないし私はかまわないけど。ただ、彼女は伊織に断られたし…私はその伊織の妻だし…彼女の方が私達に会うのが辛いというか嫌だと思うんだけど…』
更にマシューが驚いてる。
『あぁ!なんて事だ!イオリ、ノアは聖母マリアの生まれ変わりか!?何でこんな風に許せるんだ?』
『だから言っただろ?乃愛はそういう女性だって』
『…イオリがノアに溺れるのがわかる気がするよ。……それじゃあ会ってくれるのか?』
『あぁ、いいよ。クロエがそれでいいならね。乃愛もいい?…また何か言われそうになったら俺が助けるから』
『うん、いいよ。ふふっ、でももう何を言われても私は大丈夫』
乃愛……
「愛してる、乃愛」
「ん、私も愛してるよ」
見つめあいながら日本語で愛の言葉を交わすと乃愛が愛しくて、キスしようと思ったところで。
『じゃあ私、キッチンに戻るね。ピザ、楽しみにしててね。ふふっ』…パタン
と、部屋を出ていった。
あ……
俺の〝ちょっと待って〞と無意識に出た右手に漂う哀愁……
『ハハハハ、イオリのこんな姿が見られるなんて思わなかった!』
マシューが腹抱えて笑ってんだけど。
『ノアは本当にいいキャラクターだね、あぁおかしい。それじゃあクロエに伝えてくるよ。…ランチに呼んでも構わないか?』
『あぁ、いいよ。何から何まで悪いな、ありがとう』
『いや、二人の役に立てて何よりだよ』
そう笑って、マシューは隣のクロエの家に向かった。