見つけたダイヤは最後の恋~溺愛は永遠の恋人だけ~
『今日は帰るんだろ?まだ時間があるならどこか案内しようか?』

マシューがそう言ってくれたけど。

『ありがとな、でも乃愛にこの町を俺が見せたいんだ。…だから少し二人で散歩してくるよ』

『そうか、わかった』
『楽しんできて!』
クロエも、先程までにはなかった笑顔で送り出してくれた。



俺は乃愛の手を握り、住宅地の路地を歩き始めた。

「乃愛」

「なぁに?」
って俺を見てくれるのが嬉しくてにやける。

「昨日も今日も、料理とか相手すんのとか、いろいろありがとな」

「ううん、ありがとうは私の方。本当にいい経験をさせてもらって嬉しいの」

「…ほんとにすごく素敵な奥さんだよ、乃愛は」

「ふふっ、ありがとう。でもたくさん手間取っちゃって、ノラさんの仕事を増やしてただけかも」

えへっ、て笑うのもすげぇ可愛くて…
歩いてる途中だけど、気付けば立ち止まって抱き締めてた。

「伊織?どうしたの?」

「いや、体が勝手に」

「あははは、何それ」

「もう考えるより先に体が動いちゃうんだよな、乃愛が可愛すぎて」

「えへへ…嬉しい。……でも歩こっか」

「ふ、そうだな」

また手を繋いで、俺の思い出のある場所を面白おかしく話しながら歩き、最後にビーチに来た。


「海がこんなに近かったんだ…わぁ……キラキラして…海の色もきれいだね」

「ん、俺の好きな場所。…乃愛に見せたかったんだ」

乃愛に顔を向けると、乃愛は俺を見てたみたいで、嬉しそうな顔をしてる。

「ありがとう。一緒に見られて嬉しい!」

その、海に負けないくらいキラキラした笑顔の乃愛に…

ちゅっ


たまらずキスした。

「……可愛すぎ」


はは、赤い顔して。
もっとキスしたくなるじゃん…



「ん………」


乃愛のぷるぷるの唇がすげぇうまくて……
何度も唇ごと、ちゅぷ…ちゅるり…と味わう。

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