見つけたダイヤは最後の恋~溺愛は永遠の恋人だけ~
「…乃愛、一緒に住もう」


え?一緒に住む!?

…あ、そっか。
ケガで生活も不自由だもんね。

「そうですね、まだ普通に生活するには大変ですよね。私にできることであればお手伝いしますから、治るまで住み込みしますよ」

にこりと笑って快諾した。

すると、それまで甘く抱き締められてたのに、真顔でゴッと頭突きされた。

「痛っ!」…え?何で頭突き!?

「何でそーなるんだよ!違うって。まぁ手伝ってもらえたらそりゃ助かるけどそーゆうんじゃなくて、結婚前に同棲しよ、って言ってんの!何で手伝い要員としてだけで住まわせんだよ。俺、そんな薄情な奴に見える?」

「へ?あ、同棲…」

「そーだよ!ったく、甘い空気をぶち壊しやがって……そんな事を言う乃愛の唇は俺がくってやる」

…くってやる?

頭に〝?〞マークが飛び交っている内に、私の唇は伊織さんに奪われていた。

「んっ」

唇をまるごと食べられちゃうんじゃないかって思うくらい、唇と舌を吸われて舐められる…

でも、それがこんなに気持ちのいいものだなんて知らなかった。

それはきっと愛されてるから。
愛されてなければこんなキスなんてしないから…

「っはぁ……乃愛…好きだよ…俺だけの乃愛…」

そう呟くとまた唇を塞がれ、服の上から胸の膨らみに手がかかった。
敏感になっている膨らみの尖端を簡単に探し当てられ、そこばかりを弄られる。

あぁ…さっきブラを直しておけばよかった…と思ってももう遅くて。

私はその布越しの愛撫で、唇を塞がれたまま息が上がっていった。

「はっ、はぁ…はぁ……」

伊織さんと体が離れたと思った次の瞬間にはソファの座面に寝かされていた。


え?あれ?

自分がおかれている体勢を自覚する頃にはまた唇を塞がれていた。

ほぼずっとキスされ続けてるんだけど…全然飽きなくて…むしろすごく気持ちがいい…

大好きな伊織さんにここまで愛されて…心から蕩けてしまう。


その嬉しさとキスの気持ちよさに酔っていたら、スカートを腰の辺りまで捲られた。

や、パンツ丸見えっ!恥ずかしいっ!

…て思った次の瞬間にはショーツは膝の辺りまでずらされていて、え?え?何?あれ?って思ってたらショーツが脚から引き抜かれた。

え?え?さっきから早業過ぎて何が何だか…
って私、パンツ脱がされたよ!?

時間差でびっくりしていると、伊織さんの手が腿を撫で回す感触で我に返った。

ふぁ…気持ちいい…

腿を撫でられて気持ちいいなんて思ったことなかったのに…伊織さんのそれはすごく気持ちよくてうっとりしてしまう。

…それと同時に…内腿に手が伸びる度に、既に敏感になっているそこに触れられたいと身体が疼き、自然と膝を擦り合わせていた。

「乃愛…さわってほしいの?」

妖艶な笑みを浮かべた伊織さんにそう言われたけど…そんなこと恥ずかしくて言えなくて、顔を真っ赤にしたまま目をつぶった。

「ははっ、恥ずかしがる乃愛もすげぇ可愛い」

ちらっと伊織さんを見たら、やはり妖艶なんだけど優しい眼差しを向けられていて…胸がきゅうんっと甘く鳴った。

「伊織さん…大好き…」

ぽろりと呟くと、伊織さんが甘い笑顔で「俺も大好きだよ、乃愛。愛してる」って言ってくれた。

でも次の瞬間。

「そんなこと言われたらどうなるかって…わかるよね?」
ってまた色気を漂わせたから…

甘い期待に胸がドクリと鳴った。

「乃愛…愛させて…乃愛…」

名前を呼ばれると、期待通りの快感が身体に走った。

「あぁっ……」

「乃愛…俺に溺れろよ…」

敏感になってるところを伊織さんの指がさっきよりも激しくいやらしくまさぐり、何も考えられないくらいの快楽の中、気付けば伊織さんの指は私のナカをも愛していた。

…嬌声を上げ続ける私の理性はもう消えてしまっていた。

大好きな人に愛されて…可愛がられて…蕩かされて…
そこにはもう伊織さんに溺れるオンナの私しかいない。


私にはまだ未知の領域である、これ以上の快楽……いわゆる〝イク〞というものに昇りつめるのが怖くて、私は伊織さんの名前を呼びながらしがみついていた。

「は…乃愛……やべぇ…可愛すぎ」

「伊織さん……伊織さんっ、やっ…もぉ…やだ……こわい…」

「大丈夫、乃愛……我慢しないで…俺の手でイって…」

そう言うと、伊織さんの手がそれまでと違う動きになり、それがより激しくなるとそこから発する水音が大きくなり、私は一番の嬌声と共に一気に昇りつめた。


…これがイクって事なのかな…
気持ちよすぎて…おかしくなる…

はぁはぁと息を切らし、力が入らない私を、伊織さんがまた優しく抱き締めた。

「乃愛…すげぇ可愛いよ…可愛いすぎてたまんねぇ…」

「伊織さん……こんなに…おかしくなったの…初めてで…こわかった…」

まだ動悸も呼吸も早くて息がなかなか整わない。

「乃愛…もしかしてイッたの初めてとか言う?」

「ん……たぶん…」

「マジか!…やっべ、俺が初めてとか、すげぇ嬉しんだけど!あぁ…俺だけの乃愛だからな…絶対離さない!誰にも渡さねぇ!」

「はぁ…はぁ……伊織さん、ごめんなさい…」

「…何で謝んの?」

「だって…痛いでしょ…?無理させちゃって…ごめんね」

「乃愛……」

今度はぎゅうって強く抱き締められた。

「何言ってんだよ……俺、すげぇ嬉しかった。乃愛が俺にカラダも気持ちも委ねてくれたこと…それこそ腕の痛みなんて吹っ飛ぶくらい」

「伊織さん…ありがとう…」

嬉しくて、伊織さんが愛しくて…私も伊織さんを抱き締めた。

「伊織さん…大好き」

「乃愛……マジで一緒に暮らそ?俺、もう乃愛と離れたくねぇよ」

「ん……私も一緒にいたい…」


何でだろう、伊織さんには素直に甘えられる…

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