香道部の佐山くんに初めての恋をしました。



「……っ、も、もう。さ、佐山くんはっ、私の……どこが好きなの?」

「星野さんの好きなところはたくさんあるよ。まずは可愛いとこ……ひとめぼれ、だったし」

「え!?」

「あ、あとはいつも全力でがんばるところも好きだし、それに――」


 もう恥ずかしいやら、照れるやらで「もう、大丈夫です!」と言い、佐山くんの言葉を遮った。


「星野さんは?」

「……っ……」

「星野さんは俺のこと、どう思ってる?」

「わ、私は……佐山くんのこと、私も佐山くんが好きですっ初恋だと思います……っ」


 は、恥ずかしい。こんな、今日気持ちを伝えるなんて思ってなかったから上手く言えない。
 告白するならもっと、ちゃんと言いたかった。


「……本当に?」 

「はい。佐山くんは、初めてあった時から優しくてかっこよくて……香道部に入ってからも、いつも気にかけてくださって香道が好きになりました。香道をしている佐山くんもとてもかっこよくて素敵だなって、気がついたら好きになってました」

「……じゃぁさ、俺ら両思いってことでいいよね」



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